日頃お世話になっているマーケッターさんに薦められるがまま、『インバウンド・マーケティング』を読んでみた。
一体「オンリーワン」とは何なのか?
『インバウンド・マーケティング』によれば、それは細分化されたナンバーワンのことだという。
ごくあっさりと触れているだけなのだが、注意深く読むと確かにそう書いてある。
結局、オンリーワン戦略とは、ナンバーワン戦略の一類型にすぎないということらしい。
でも、注意しなければならないのは、ターゲットや競合者を曖昧にしたままの主観的なオンリーワン戦略は破綻するということである。
そうではなくて、『自分自身が世界一になれる市場はどこなのか?』を冷徹なまでに客観的に検討することこそ、オンリーワン戦略の第一歩なんだという。ふーむ。
ビートルズ、ストーンズ全盛の時代に「真のオンリーワン戦略」を具現化したのが、伝説のロック・バンド「グレイトフル・デッド」。
彼らは、レコードセールスではビートルズ、ストーンズには及ばないが、ライブ活動という細分化された市場で世界一に。
あるいは、左利き専用工具の製造・販売に特化した事業で、大成功を収めた企業もあったりする。
こうした事例を遠い時代の何処かの世界としか考えられない人には、オンリーワン戦略は不向きなんだという。
「こんな自分でも、『世界一』になれることって何かな?」
「もし、私が『世界一』になるとしたら、まず何から検討すべきか?」
こんな自問自答を繰り返せる人は、本当に何処かの何かで世界一になってしまうかもしれない・・・
と、考えると、中年鳩も少しは元気が出る。
で、そのやり方は・・・・・
たとえば、ギターに興味あって、オリジナルのギターを製作してみたい、それで生計を立てみたいというなら、まずは、「ギターの製造販売で世界一を目指すぞ!」と自分の心に宣言してみる。
けど、そんなの客観的に無理じゃんか!とすぐ気づく。
そうしたら、次に「僕は左利きなので、左利き職人が左利き奏者のことを心底考えて製造した、左利き専用のギター製造・販売メーカーで世界一を獲るぞ!」といった具合に、より細分化された市場でナンバーワンを目指してみる。
たとえば、「世界一の書評サイト」を立ち上げたいという人がいたとする。
それは客観的に無理でも、「世界一の小説専門書評サイ」トならいけるかもしれないと下りてみる。
それでもまだ無理だなあと思ったら、それでは「世界一の推理小説専門書評サイト」ならどうかな?と検討してみるってことかなあ。
いいや、まだまだ無理ですよ・・・というなら、たとえば「世界一のアガサクリスティー書評サイト」ならいけるかもしれない。
それも難しいのなら、「世界一のアクロイド殺人事件の書評サイト」を目指せばよいという考え方。
そんなんでいいの?私はそう解釈しておく。無理やり(笑)
もちろん、何をもって「世界一」といえるのかはケース・バイ・ケースだけど、対象事案に関するサイトへの外部リンク数、Googleインデックス数、ソーシャルメディアのシェア件数などの累計で、世界中のどの関連サイトにも負けてはいない!となれば、客観的にも堂々と『世界一』を宣言してよいのではないか?
以上が、本書を読んでイメージした、「インバウンド・マーケティング×オンリーワン戦略」の勝手な解釈。
いいのかなこれで(笑) きっといいに違いない。
◆本日の朝読み 「【増補改訂版】インバウンドマーケティング 」ブライアン・ハリガン , ダーメッシュ・シャア (著), 前田健二 (訳)
◆本日のひらめき 「鳩も鳩なりに世界一になれるスペースを探す。」(←マジか?)
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