こんにちは「学ぶハナミズキ」です。
(昨日作ったミニバラの苔玉)
マスターの学びをしていると
「好きか嫌いかではなく、損か得かで考えよう」
という言葉が頻繁に出てきます。
エツ?と思いますか?
私も最初は戸惑ったのですが、学ぶ内に、
これはしっかり損か得か判断できるようにならないと
自分の人生を誤まってしまう、と思うようになりました。
つまり、世間一般で言っている損得は、
損得勘定などの目先の損得なんですね。
でも、マスターの言われる損得は
長い目で見た時の、本当の意味での損得です。
長いスパンで自分の生き方を考えた時に
果たして今やっている事が本当に自分の為になる得か
為にならない場合の損か、という事です。
マスターのテキストからお借りした↓の図をご覧ください。
①為になる事が好き
②為になる事が嫌
③ダメになる事が嫌い
④ダメになる事が好き
この中で、為に成るか成らないか、
①と③なら良いのですが②&④が問題ですね。
次にいくつか例を挙げてみますので、一つ一つについて
考えてみてください。
甘い菓子・酒・たばこ・ケンカ・運動・感謝・不平不満・愚痴・挑戦・
プラス思考・マイナス思考・勉強・読書・褒める・悪口・・・etc
如何でしたか?
自分に当てはめて、②&④の為になる事が嫌いで、
ダメになる事が好きになっていませんか?
・・・この基本形は他にも様々な形に展開します。
健康に良い事が嫌いで、不健康な事が好き
真実が嫌いで嘘が好き、
真実を嘘と思い、嘘を本当と信じる、etc.
これらは、いつかどこかで身につけてしまった
誤まった認識にもとづき、感じ方が逆さまになってしまった
モノです。
感じ方が逆さま・・・を、顛倒夢想(てんどうむそう)
と言います。
頂きがひっくり返るという事で顛倒、
そんな幻を思っていると言う事で夢想。
つまり、間違った事を真実だと信じ込んでしまっている
逆さまになった感覚・感じ方を顛倒夢想と言います。
これは般若心経の一節
「遠離一切・顛倒夢想・究竟涅槃」からです。
(おんりいっさい・てんどうむそう・くきょうねはん)
2600年前に釈迦は、
人間の苦しみは、逆さまになった感覚
「顛倒夢想」から総て起こり来ていると洞察しました。
この般若心経の一節は、
「それから一切遠く離れたら、辿り着く心境は苦の起こり来ない、
極楽=涅槃だ」と言っているのです。
苦が起こり来ない極楽の心境なんて、いいですね~
私に限らず、誰だってそんな心境が欲しいですよね?
でも顛倒夢想は、普通の人でも200~300個
問題を抱えている人は400~500個もあるそうです。
自分の感じ方が逆さまだらけだったら、
幸せな人生が送れる訳がありませんね。
ですので、顛倒夢想についてもっと学んで
逆さまの感じ方を一つ一つ外してみませんか?
私はそれを心がけているところです。
顛倒夢想については、あまり昔の事で、
その意味合いがよく分からなくなっていたのですが、
それをマスターが長年探究し、解明する事に成功したのです。
また少しづつ、書いて行こうと思いますので
よろしかったら、また読んでみてくださいね。
ご覧下さってありがとうございました。