ハチゴン姉ちゃんは全少へのラストチャンスですわ。
ただし、ハチゴン姉ちゃんにはまだまだ遠い山の頂上、
今までは一回戦や二回戦で敗退の繰り返しで、今回もまだまだなのかもしれません。
でも試合に絶対はないし、チャンスは平等。
敵わないまでも Go For Block !
先ずはワカボン…なんやけど、
ワカボン、最近再び形に対して苦手意識が頭を擡げ出しまして…。
いっとき形も楽しいって言ってたんやけどねぇ。
結果、良い所無く一回戦負け。
少し考えなイカンかな。
そしてハチゴン姉ちゃん。
一回戦は危なげなく5-0で突破。
二回戦はオトロンから見て同じ二番手グループの選手。
平安五段対決。
最初の横受けから突きの猫足立ち、かなり低く決めてました。
本人に後で確認すると、そこをかなり意識したらしいですわ。
4-1で二回戦突破。
この選手にもずっと勝てなかった事を考えると、ハチゴン姉ちゃんの進歩も少しは見て取れたかな。
6年女子形競技は人数が多く、8ブロックに分けてのトーナメント。
続く三回戦がベスト8を賭けたコート決勝ですわ。
対戦相手は前回の市の大会で苦杯を舐めた、兵庫県6年女子のトップグループ、勝手にライバルK選手。
ここが踏ん張り所!
が、やっぱりトップグループの壁は厚かった。
5-0で玉砕でした。
やはりハチゴン姉ちゃん、極めが足りんのです。
ムウスィ母さんとこの1年、初動を上げる練習をしてきて、
ようやくそれが身に付いてきた。
次は0からMAXに持って行ったスピードを再び0にしなくちゃいけない。
ハチゴン姉ちゃんは初動こそ早いものの、0で止まれんのですわ。
スパッ!と動いてスゥーっと抜けるかんじ。
トップグループにいる選手達はここが出来て当たり前やもんね。
ここに正確な動きとメリハリを入れてくるんですわ。
まさにハチゴン姉ちゃんの一歩も二歩も先を行ってる感じですな。
この差を埋めるのは並大抵の努力じゃアカンのやけど、色々考えてしまいますわ。
ハチゴン姉ちゃんの全少チャレンジは、ベスト16で幕を閉じました。
午後からは組手競技。
先ずはワカボン。
彼女が今追い求めてるファイトスタイル、それは『一撃必殺』
蹴りで決める?No!
ワン・ツー?No!
距離を保ち、遠間から飛び込んでキザミや逆突きで一撃!
これはワカボンの憧れ、中学生のA先輩のスタイルなんですわ。
試合前もこのA先輩にみっちり相手をしてもらい挑んだ一回戦。
ワカボン、狙い通り飛び込んでキザミを一撃!
もう半歩踏み込みが足らんなぁ。
でも狙いは良いよ、そのままガシガシいこう。
中段突きの差し合いに負けて1ポイントロスした後も自分のスタイルを貫いた昨日のワカボン。
極めが無いのかポイントに無らなかったけど、良い攻めを繰り返したワカボン。
0-1で敗戦。
今まで相打ちを怖がり、思い切りよく飛び込めなかったんやけど、
この日は打って変わって別人のような思い切りの良い攻撃。
試合後、A先輩のママにもワカボンの組手が良くなったと言ってもらえたみたいです。
ワカボンの組手も一筋の光が見えた気がしますわ。
そしてハチゴン姉ちゃん。
彼女も最近のパターンを駆使してけっこう攻め手は出てたんやけど、
昨日のハチゴン姉ちゃんのコートは、なかなか上段蹴りに辛い審判でした。
何回もアレ?となる場面もあったんですわ(まあ、危ねぇっとなる場面もありましたが)。
本人も試合途中何回か?となったらしいです。
審判に取ってもらいづらい場合の攻撃パターンの変化がハチゴン姉ちゃんに欲しい所ですな。
全少にも近畿大会にも届かなかったけれど、昨日の試合はハチゴン姉ちゃんワカボンの未来に希望を持てる試合でした。
約ひと月空けて地区の大会、そして会派全国の予選へと続きます。
この大会で掴みかけた何かをこのひと月で更に煮詰めて行けたら良いですな。