みんな、今日は何の日か知ってっか?
8/19。
この日で俺は東京生活まる1年を迎えました!
記念すべき1st aniversaryなのである。


時の流れに身をまかせ、気がつけばもう1年経っちまったんか。
だがなテレサテンさんよ、寄り添う胸がいまだいないのはどういうことだい?


1年前の日記を読み返す。
一念発起にして東京に移り住んだ意気込みが伝わってくる。
その直後の空き巣被害ネタなんかもまるでコントやな。


この1年でわかったこと。
それは関東にいまだ馴染めていないという現実。
ケツの座りの悪い都会で、憤りの酒をたらす日々。
大した変化のない毎日をガマンできない俺は、やはりサラリーマンに向いていないのか?
今ならまだやり直せると思う自分と、このままぬるま湯で過ごすのも悪くないと思う自分。

仕事に対する日記を書くのが激減しているのが、はっちょの心理を暗に物語っているのかも。
業務自体に不満はない、むしろ楽しさを感じる。
なのにこの物足りなさ。

果たして来年の今頃、俺はどうしているのか。
その答えは、自分自身にもわからない。

まずはこの一年お疲れ様と、自分自身を労いたい。  

関東ではこの季節、いたるところで祭りやら花火大会が行なわれる。
関西でも天神祭りとかPLの花火大会とか、けっこうデカい納涼はあったんだけども、関東で見聞きするのはスケールが違う気がする。
何と言うかギャラリーが気合い入っているのだ。
参加者の半数近くが浴衣を着ていて、私服で行くほうが浮いている感じがする。
けっこう遠方から来ていたりする。
祭りごとには参加したくなる地域性なのか、はたまたただ単にイベントに飢えているだけなのか、祭りや花火に対して非常に関心が高いのは間違いなさそうだ。
カップルなんかが目立つから、2人の関係を盛り上げる、色恋成就のファクターとして使われているのも疑いの余地はない。


それはともかく、大変なのは集まる人の数だ。
1平方キロメートルあたり13,000人以上密集している東京である。
各地の花火大会なんぞは、交通機関がパラライズするほど群集が押し寄せる。


最近こんなエピソードがあった。
土曜日出勤の帰り道、オフィス街の中にある住宅地の一画で、小さな商店街の夏祭りが開かれていた。
いい機会だと、仕事仲間と一緒に夜店の焼きそばや餃子やカキ氷を買い食いする。
櫓のうえでは抽選会が行なわれており、地元の子供達で大賑わい。
こんな商業ビルに囲まれた商店街でも町の人たちは盛況に楽しんでいた。

土曜日はバイクで通勤していたので、祭りを楽しんだ後は現地解散になった。
君が泣くまで殴るのをやめない 君が泣くまで殴るのをやめない
俺は市川のねぐらに向かう。
異変に気付いたのは、東京都から千葉県の県境になる江戸川の手前1キロ地点。
今日は沿道にやけに人が目立つな、近くでまたお祭りか?
家に近づくにつれ人ごみは増すばかり。
誰もが浴衣姿で、タクシーとか呼び止めようとしている。
江戸川に架かる橋につくころには周囲は明らかに異様な興奮状態になっていた。
橋のほうから何千何万の人並みがゾロゾロ行列をなしているではないか。
パトカーも出動し交通整理に追われている。
自動車に迂回を促す看板を見て、ようやく事態を飲み込む。
『本日8/1は第34回江戸川区花火大会のため、交通を著しく制限させていただいていおります・・・以下略』


なるほど、そういうことか。
それにしても花火一つにものすごい群集だ。
橋の歩道は全て人で埋め尽くされ、駅に続く道はまるで黄泉比良坂を進む亡者の葬列。
それもそのはず、昨年の江戸川花火大会は130万人訪れたと聞く。
130万人というと、滋賀県の総人口に匹敵する。
この川の両岸に滋賀県民が総出で来たっていうのか!?


困ったのは家への岐路。
普段人気もまばらな市川駅の裏手は、空前の人口密集区域に陥っていた。
歩道はおろか車道にまで人が溢れかえり、テレビでよく見る民衆のデモ行進のようだ。
色とりどりの浴衣をまとった若い男女の行進にバイクで突っ込んでいく俺。
しかし、警備中のポリスに停車を命じられ完全に立ち往生となった。
止められると行きたくなるのがカリギュラ効果。
どうする無視して十戒よろしく人並みを真っ二つに割ったろか?
それともいったんここにバイクを置いて、徒歩で帰宅する?
いやいや、こんなところにバイクを止めたら酔っ払いのヤングたちにどんないたずらされるか分かったもんじゃない。

君が泣くまで殴るのをやめない
考えた末、このままエンジンを止めて、人気が収まるまで待機することに決めた。
家を目前に群集がまばらになるのを待つこと40分、ようやく進めるほどになった。
けっこう辛い時間だったな。
通り過ぎる浴衣も、またなんか可愛いコが多い気がして、よく分からんがコンチクショーって気分にされたし。
これほどまでに関東モンを行動に駆り立てる花火大会。
あなおそろし。

今月に入り、やっとキャラショーのお仕事をいただけるようになった。
こちとらいつでも準備は出来てるってのに、なかなかお呼びがかからなかった。
いやーね、不況は。


そして向かったのは軽井沢。
お盆のラッシュを考慮して前泊となった。
東京から群馬を越え、長野県へ。
ハイエースを3時間以上ぶっとばし、ニッポンの避暑地に到着。
初めて来てみて思ったけど、軽井沢っていいよねー。
深い緑に覆われてて、真夏なのに空気も冷たくってキレイ。
途中通った“白糸ハイランドウェイ”ってのが特によかったな。
いつか絶対バイクでツーリングにきてやる!

君が泣くまで殴るのをやめない
現場も無事に終了。
2日間に渡ってシンケンジャー、アンパンマンなどの演目をこなす。
久しぶりにミキサーやったので、我ながらお粗末なッスタッフワークだった・・・。
魅せる真剣、ナメたら危険 スキを見せたら明日はないぜ!!


さらに翌日は宇都宮へ。
長野から群馬、栃木を抜ける高速道路は奇跡的にたいした渋滞も起こっておらず。
しかし走行距離は優に数百キロ。。。
俺はまだいい、一緒に宇都宮に入った別のスタッフはさらにこのまま岩手まで北上するという。
うわぁぁ、ご愁傷様。
君が泣くまで殴るのをやめない
でもこれも全てチビッコの笑顔のためだ、頑張れキャラショーに関わる全ての大人たち!


餃子の王将は毎年8月から11月にかけて『餃子倶楽部』の会員を募る。
この会員は毎年リセットされ、自動更新されることはない。
新規に会員になるには期間中に1ポイント500円のスタンプを20ポイントためる必要があるのだ。
王将を愛する者たちは、この1万円分の飲食をするために足繁く通うことになるのだ。
この夏から秋にかけての風物詩は『巡礼』と呼ばれ、どれだけ王将を崇拝しているかを試す証となる。


その季節が今年もやってきた。
過去4年ほど大阪で獲得してきた俺だが、今年は初めて東京での挑戦。
大阪と東京では微妙に異なる点がある。
それは価格である。
大阪が「餃子」一皿210円、「焼き飯」367円なのに対し、東京は「餃子」一皿231円、「焼き飯」420円と明らかに異なる。
端的に言えば東京の方が集めやすいのだ。
王将をこよなく愛し、盲目的なまでに信仰するはっちょでも、ここだけはどうにも解せない。
西と東で信仰に差が出て不満だ。
1万円を全て餃子に換算すると、大阪47皿分、東京43皿分と4皿も少ない。
東京で会員になるにはスタンプを25個集めるくらいにハードルを上げて欲しい。

さらに、アメトーークやら何やらで王将のメディア露出がこのところ盛んになってきている。
それでなくても人口と飲食店舗数が比例していないメガロポリスだけに、しょっちゅう並ばなければならない。
本来はもっと気軽に入ることができる店のハズだ。
君が泣くまで殴るのをやめない
ともかくも、今月から王将強化月間に入った。
王将教の信徒を証明する会員カードを入手するまでは、朝から晩まで餃子のことを考えて生きていこう。
さあ、今宵は誰と行こうかなー。

7月某日。
関西での休暇は京都で取ってきた。
目的は、はっちょが誇る天下無双の友人集団“五車星”が一人、『風のカゲロウ』に会うためだ。
彼からメールが届いたのが2週間ほど前。
いいもん買ったから見に来て欲しいといっている。
京都を好き過ぎる男が、わざわざ俺を呼ぶほどに見せたいものとは、一体何なのだろう。


当日、今から行く旨を伝えると、今までと違う最寄り駅を指定してきた。
JR京都から一つ先の駅に降りると居ました『陽炎の映像の人』が。
穏やかそうな笑顔は変わりない。むしろ朗らかさが増したようにも見える。
幸せそうやな、チクショウめ~。


「実は家を買いまして・・・」
道すがら告白される。
やっぱりそうか、ええ、ええ、大体想像は着いていましたよ。
そこは死海文書に記載されている通りの展開。
けど確か陽炎さんは前々から、家を買うときにこだわりがあるって言ってたハズ。

それは着いてみて納得。

完全なる“京都の町屋”スタイル!
わお、こだわりはったなァ。
周囲の民家も京都の小道に相応しい雰囲気で、陽炎御殿はしっかり溶け込んでいる。
JR京都駅のたった一駅いくだけで、もうこんなに閑静な住宅地。
夕方には打ち水とかしてそう。
さすがは京の都だ。

君が泣くまで殴るのをやめない
外観から判断するに、中は相当アンティークな装いに違いない。
でも実際に入ってみてまた驚き。
しっかりとリフォームされてはるやないですか~。
キッチンは天井からの採光ガラスのおかげで明るく、ダイニングは見晴らしの良いフローリング。
それでいて町屋の雰囲気を醸し出す梁や畳の間も残されている。

中でも特筆すべきは奥にある“箱庭”。
小さいながらも、京都の風情を感じさせる慎ましさがありありとみてとれる。
陽炎氏が浴衣にウチワでくつろぐ絵が浮かぶようだ。

これはまるで「大改造ビフォーアフター」やないですか!
今にも加藤みどりの声が聞こえてきそう。
君が泣くまで殴るのをやめない
この日は何と引越して2日目。
荷物のダンボールが部屋の隅に山積みになっていた。
両親すら訪れてない新居に、この俺様が一番乗りだ。
気分が良くなり、来て早々に大胆にも2階のソファーで昼寝したったわ笑


嫁さんも健在。
年末に八坂神社で挙式をしたこの2人。
順風満帆な夫婦の姿に、ちょっとジェラスな感情。
ちゃんと火災保険には入りましたか?


3人で晩御飯へ。
昨年教えてもらってめっちゃ気に入った木屋町の焼肉屋“弘”へ向かう。
ここは「味よし」「雰囲気よし」「床よし」の3拍子揃ったエクセレントな店。
※詳しくは2008年5月19日の『俺の食』日記をお読みください。

君が泣くまで殴るのをやめない 君が泣くまで殴るのをやめない
1年前と同じメンバーで同じ構図の写真撮影。
落ち着いた入り口の佇まいは全く変わっていない。
変わったことは、写真に写る2人が永遠を誓った夫婦になったということ。
歴史は確かに変わっていっているよな。

※写真左が2008年(奥のほうにいるカップルは今や

2人とも同じ性)

 写真右が2009年。、くふぅ、俺も彼女と来たいッ


残念なことは、この日京都は曇りのち雨の天気で、自慢の「床」が楽しめなかったことだ。
鴨川を眺めながらのビールを期待していたんやけど、お天道様には逆らえない。
おとなしく室内での晩餐。
オーダーした肉セット。
はっきり言ってそこらへんの焼肉屋とは一線を駕すウマさです!
やわらかく芳醇。
しつこさがないのに、後味がすっと残る。
1年ぶりの再開。
俺の舌は、胃は、この味を求めていた。
そりゃ値段も張る。けども納得のウマさです。
いやむしろ良心的な価格と言わせていただきたい。

君が泣くまで殴るのをやめない
この日は陽炎ワイフの誕生日ということもあり、お2人には全額ご馳走して差し上げた。
というと聞こえは良いな。
実は1年前ははっちょがご馳走になり、次回は俺がご馳走する約束をしていただけの話。
ちゃんとその借りを返すときを迎えて、俺は満足だ。
この「弘」だが、京都市内に複数店舗が存在し、この木屋町店をさらに上回る高級肉を出すお店も存在するらしい。
陽炎の映像の人、来年はその最高級のお店に行きましょう。
あ、でもキッチリ割り勘でネ♪


京都で働きたい、その夢を叶えた。
京都で結婚したい、その夢も実現させた。
京都で家を買いたい、その夢まで成就させた。


彼が願う3つの望み、その全てを手にした、たった数年でのサクセスストーリー。
誠実で前を見据える男には、分相応の見返り。
陽炎よ、次は何を願う?
何でもいいけど、そろそろ幸せのおすそ分けをよろしく!