オーガニック以外のすべての日本茶からネオニコチノイド農薬が検出されるそうなので、うちではまったく飲みません。もちろんペットボトルのお茶も飲みません。

国が許している茶葉のネオニコチノイド系農薬クロチアニジンの残留農薬基準値は50ppmです。欧州EUは0.7ppmです。別の農薬のアセタミプリドも30ppmです。EUは0.05ppm。

我が家では、コーヒーや薬草茶を飲んでいます。たまにオーガニックの日本茶は購入しています。ネオニコ系殺虫剤は世界中で使用されていますが、子宮への発ガン性、胎児への影響、神経毒性などが指摘され、使用禁止や制限に踏み切る国や地域が増えているのです。ちなみに、スリランカ産の紅茶からは検出されないそうです。

 

薬草は、母や祖母が精通していて、小さい頃に散々飲まされて苦い思いをしましたが、バセドウ病を治したいこともあり、様々採ってきては干してを繰り返し一通り覚えたことがありました。

 

結局、飲みやすいカキドオシとゲンノショウコが、工房の定番お茶として君臨し、なくなると作っています。どちらも、そこらじゅうに生えていますが、山奥に群生しているものを採っています。
※市販の薬草茶はヨモギ・明日葉茶、桑の葉茶とかを楽しんでいます。

 

 

カキドオシが切れていたので、採ってきました。薬草は花が咲いている時が採り頃なのだそうです。小さな紫の花は、近づいて見ると可憐で大好きです。

 

 

干し方は、諸説ありますが、私は適当に天日干ししてから陰干ししています。

 



薬効を期待しているわけではありませんが、糖尿病、利尿、黄疸、胆道結石、腎臓結石、膀胱結石、強壮、かぜ、泌尿器の病気などにいいそうです。


追記(2022.5)
その後、コーヒーはたくさん飲むと肘に痒いアトピーのような湿疹が出るので常には飲まなくなりました。農薬かなと思いましたが、コーヒー豆の残留農薬基準値はそんなに高くはなかったはず。もう一度確かめてみると、やはり農薬のグリホサートの1ppmは引っかかりますが、他の野菜などに比べてそんなに高くはありません。
詳しくはこちら

しかし、そこにはからくりがあったのです。ネット検索でいろいろ探してみると、オーガニックコーヒーの専門店のサイトにそのからくりと実情について紹介されてありました。なんと、生豆の輸入に関しては、先の残留農薬の規制がありますが、海外で焙煎された豆を輸入する際には、規制がないという、矛盾した決まりがあるのだそうです。さらにコーヒーは、食品としては世界で最も農薬使用量の多い農作物なのだそうです。


私の肘のアトピーの理由がついにわかりました。
せっかくなので、オーガニックコーヒー豆をこのお店から購入することにいたします。
  


緑茶・紅茶は静岡の杉本園から自然栽培無農薬茶を購入しています。