近頃、出張の新幹線で読んだ本です。
2ヶ月前に出版されたばかりの新書
小林常雄著
〜がんは予知・予防できる〜
『がんの正体がわかった!』です。
読みながら、また気になるフレーズを打ち込んでいたので、下に貼り付けておきます。
よかったらどうぞ。
■がんの正体がわかった! 小林常雄著 (創芸社)
がんは予防できる「食生活習慣病」。
まずがんにかかるのを進めるような食生活をやめるべき。
パンや牛乳製品はやめる。肉は魚、鳥まで。白米を玄米か胚芽米に。海藻や納豆などの腸内細菌を増やす食べ物は積極的に。焼肉、電子レンジ、添加物はできるだけ避ける。アルコールや熱い食べ物はできるだけ避ける。
がんは「発がん物質と食生活習慣と関係の深い生活習慣病」で、細胞の中にあるミトコンドリアを壊す病気
日本のがん死は、約45年前には米国の半分。しかし今、日本は先進国で唯一、がん死が増加し続ける国になってしまった。
米国はしっかりと「国家がん法」を成立させた。がんの死亡者数を減らすには、なによりも食生活習慣が重要という認識で費用が投じられた。
戦後、米国の方針に日本人の考えを支配された。がん死の急増は、日本にまったくなかった牛乳、乳製品の供給量を100倍に増加させ、肉類を20倍に増加させ、米穀食は半分に減少し、パン食が20倍に増加していることが重要な原因でしょう。
米国食を真似しはじめて、20年後から40年後に、一挙にがん死が4倍に増加した。
米国コーネル大学のコリン・キャンベル教授らは、発がん物質が体内に入っても、動物性のタンパク(肉や魚や乳製品)の摂取が少なく植物性で低タンパクの食事であれば、発がんや病巣の形成をや抑えられることを明らかにしている。
がんの増大は「牛乳のカゼイン」と「麦のグルテン」が主要な原因だという結論をコリン・キャンベル教授が明確に述べている。
日本の早期発見・早期治療が一番というのは、「がんになるまで待ちましょう」という思想。
がんで毎日1000人も死亡している状況を放置してきた現実。
なぜ、わかっている「がんの予防対策」に力を入れないのか?
CTの被曝の影響があるのかもしれない。CTは世界で14000台。そのうちの4割が日本にある。
食品の劣化を防ぐために、食品の多くに添加物が使われている。亜硝酸塩、防腐剤、着色料、乳化剤に注意。添加物を電子レンジにかけると、さらに発がん物質を作った後、口に運ぶことになる。
農薬の影響について、すでにいろいろな本で書かれてある。しかし大手の食品会社の利害が絡んでいるのでマスコミでは正しいことが報道されない。
発熱をするということは免疫を上げる最大のチャンス。熱を抑える医薬品をむやみに使用するのは免疫を鍛えない愚かな行為。
TMCA検診は(腫瘍マーカー総合解析法)は、採血と採尿だけでがんのリスクが87.5%の精度で初期判定することができる。見つかった時には手遅れになるような検診とはまったく違う。