夕方、薄暗くなり始めるとキャンドル製造の仕事を終えて、30分だけ裏の朝日川でヤマメ・イワナ釣りを頑張ります。いつでも竿にセットしている小さなスプーンというルアーを使うので、準備は長靴を履くだけです。

 

            イワナ

 

もちろん釣れない日もありますが、二匹釣れれば妻の分と一食分の美味しいタンパク質を自給できます。しかも汚染は0です。私は子供の頃からヤマメ・イワナが大好きなのです。

 

工房のある場所は、山暮らしをしていた祖父母の家があった場所で、晩年祖父はヤマメの養殖に成功して収入源にしていました。祖父がなくなってから35年経ちますが、今でも養殖池がいくつも遺跡のように草むらの中に眠っています。

 

ですから、昔はいつもヤマメを食べられました。塩焼きも美味しいですが、私は素焼きして熱いうちに醤油をかけて食べるのが一番大好きです。ヤマメの脂と醤油が合うのです。また、唐揚げに醤油かけるのも好きでした。それを酢に浸けてマリネにしても美味しいです。

 

祖父が亡くなってから、ヤマメは食べられなくなり、仕方がないので本格的に釣りを始めたのでした。でも、子供の頃と違っていつでも必ず釣れるほど魚はいません。ちなみにジンクスが一つあります。釣った魚を入れるびくやビニール袋を持っていくと釣れないのです。(笑) なので釣れたら柳の小枝をエラに通して持ち帰ります。釣れるたびに「ありがとうございます」と思わずつぶやきます。

 

ヤマメ

 

近頃、せっかく養殖池があるので、水を引きなおして私もやってみようと思い立ちました。祖父は、私に養殖の仕方を教えたくていましたが、若い私は聞く耳持たずでした。聞くだけ聞いておけばよかったと今になって後悔しています。

 

以前、山奥で暮らす年配の方がやっていたのは、稚魚で購入して、池の上にソーラー電球を点けて、集まった虫を食べさせる方法です。孵化や餌をやる手間もかかりません。それに、ペレットの餌ではないので、きっと味も落ちないのではと期待します。

 

さっそく、一番新しいコンクリートの二つの池を発掘しました。しかし、残念ながらコンクリートは大きく割れヒビもあちこちに入っていました。なにしろ50年前のコンクリートです。これを直すのは、相当お金もかかりそうです。

 

というわけで、今のところはもう少し釣りをがんばります^^;

 

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