日本人の腸内細菌を減らし、腸内フローラを荒らしてしまう原因の一つが水道の「塩素」だそうです。腸が弱ると便秘や下痢だけでなく、免疫力が落ちるので感染症やアレルギーになりやすくなります。また、塩素そのものもアトピーなどのアレルギーの原因にもなっているそうです。
考えてみれば殺菌するための塩素剤です。おなかの有用菌にいいはずがありません。金魚を入れると死ぬ水を、私たちは平気で飲んでいるのもおかしなことです。
それに、日本の塩素濃度は世界一濃いそうです。戦後にGHQの指導で塩素を入れたのに、なぜかアメリカの10倍濃度です。
たしか、沸騰させるとカルキは抜けるのではと思いましたが、調べてみると、恐ろしいことに発がん物質のトリハロメタンが数倍に増えてしまうのだそうです。それをなくすには沸騰にそうとう時間をかけなければならないそうです。
ただ、塩素はビタミンCで塩に変えることができますから、料理とかお茶で知らずして中和しているのかもしれません。しかし、食べ物からせっかくのビタミンCが破壊されてしまうのももったいないです。
ちなみに、コップ1杯の塩素水を中和させるのは一滴のレモン水でいいそうです。外食でレモンが付け合わせがあると、水にちょっと絞って飲んでいます。
いずれにせよ、水道水をそのまま飲んだり、お湯にして飲むのは体に良くないので、せめてお茶にして飲むのがいいようです。
参考サイト)
そんなことを知った2年前から、我が家では、山水を三日に一度タンクに汲んできて使っています。山水といっても実は山手にある私の工房の水道水です。実は、幸いなことに塩素を入れる町の施設が工房の50m下流にあるので濾過しただけのおいしい無塩素山水なのです。
取水場は、工房からさらに車で30分ほど登ったタバネ沢の源流近く。名前をつけるなら「朝日連峰暖日山タバネ自然水」です。
工房では、まだ一度も基本料金を超えたことがありません。玄関脇の蛇口からどうぞ汲んでいってください。真夏でも手を入れられないくらい冷たくておいしいですよ。