ソウルメイト3 | へざこの独り言

へざこの独り言

気になる事、ふと疑問に思った事、日常がメインです。

夜行バスで大阪に逃げ、大阪で2泊、奈良を経由して


京都へたどり着きました。


旅も終盤戦、一緒に旅を続けていた3人が、


私に感謝のしるしに何か贈りものをしたいと言ってくれました。


気持ちは嬉しかったけれど、私はその申し出を断りました。 


私は見返りを求めて何かをした事は一度も無いし、


私がしたかったから、私が一緒に旅をしたかったから


ここにいるんだし、私はお金で買えない物に大きな価値


を見出します。私の為にお金を使ってほしいなんて思って


ない。もしも感謝してくれるのであれば、私が困った時に助けて


ほしい。ただ、友達でいてくれればそれで私は幸せだと言う事を


伝えて納得してもらいました。


三十三間堂はどうしても行きたいという私とNの申し出で、行く


事にしました。帰る時間は刻一刻と近づいていきます。


出来るだけ一緒にいて話がしたかった私は彼と共に観音像を


観ていました。 千体以上ある観音像の真ん中に、一際大きな


国宝 千手観音坐像が鎮座しています。


それを観た時の感動は言葉になりませんでした。


千手観音坐像の前には、線香と賽銭箱が置いてありました。


彼が、「いくらくらい入れればいいの?」って聞くので、


「決まった額はないよ。好きな額入れればいいんだよ。でも、


人によっては縁起担ぎで、5円とか55円とか入れる人もいるよ。


5円=ご縁 55円=五重にご縁があるようにって意味だよ。」


って教えたら、賽銭箱に入れたお金とは別に、


おもむろに自分の財布から5円玉を取りだして、無言で私に


手渡して来ました。 彼の気持ちがとても嬉しくて、今までもらった


どんな高価なものよりも価値があって、尊いものでした。


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