何も悪くない我が子をブチ殴ろうとしてしまった瞬間 | HGDNに夢中

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髭男について書き綴った
ブログです。
(なるべく髭男の話題にしますが、髭男以外のアーティスト、自分の事なども書きます。)
CDTVヒゲダンフェスの時に沼落ちしました。

※アメンバーは非公開にしたい記事や下書きに使っています。

その人は太陽のように明るく笑う人でした。

同じ産院で同じ頃に

子どもを産んだことが縁で

お友達になりました。

A子さんとしましょう。

他にも数人、同じように

誰からともなく声を掛け合って

お友達のグループになりました。

いわゆるママ友ですね。

同じような境遇で育児の悩みも

楽しさも話せる仲間だと思って

付き合っていました。

 

時は流れて子どもが3歳になった頃、

いつものように集まって

楽しく過ごしていました。

Bさんのお宅で

A子さんとCさんと4組の親子で。



楽しく遊んでいたと思っていたのに

突然、A子さんの息子が

うちの息子の背中を

ギュッとつねったのです!!

 

一瞬何かの間違いじゃないかと思いました。

 

子どもも何も言わず遊んでいたので

やっぱり私の見間違いなのか

と思い直していたところ

息子がハッと我に返ったかのように

怒り出しました。

きっと息子も突然のことでビックリして

すぐに反応できなかったのでしょう。

思い出したように怒って

Tくんを責め始めました。


他のママたちは何が起こったやら

分からずどうしたの?ってなっていて

(ママ友たちの角度からは

見えてなかったか、見てない瞬間だった)

なので思い切って見たことを話しました。

「実は…」と。

するとA子さんはTくんを

謝らせようとしてくれました。

「T、謝りなさい」

Tくんは他の子より手が出やすい子で

ちゃんとしつけはしているはずなのに

なぜそうなるのか分からない、

手が出るのがおさまらないと

普段からA子さんは

悩みをみんなに話していました。

ちゃんと謝らせているし、

みんなも

「大丈夫だよちゃんとしつけしてると思うよ」

と同情していました。


Aさんに促されTくんは謝りました。

「ごめんね」

 

…!!

その顔はニヤニヤにやけていました。

子供の未熟さゆえ

照れもあり

真剣に謝ることができないことって

あるのかもしれません。

でも私にはぞわぞわっとする

何とも言えない不快な思いがしました。

でもその場の空気を乱したくなくて息子に

「いいよって言ってあげなさい」って

心を振り絞って言いました。

でも息子はいいよなんて

言ってあげられる状態ではありませんでした。

楽しく遊んでいたのに突然つねられたのです。

腹の虫がおさまるはずもありません。

それに加え、たぶん眠かったのでしょう。

月齢的にはお昼寝もなくなってきたころですが、少し疲れていたせいで

機嫌が悪いようでした。


私はその場を離れないと

トンデモナイことになる気持ちでいっぱいで


「悪いけど、ちょっと気分を変えたいから

外を散歩してくるわ」

と言って、

子供を外に連れ出しました。



外で話してるうちにもしかしたら

説得して

「いいよ」

と言ってあげられるようになるかもしれない

という気持ちと

もう一つの気持ちがありました。



ぞわぞわと不快な思いがしているとき、

なんとも言えない圧を感じていました。

『うちの子は謝ったんだから

「いいよ」っていうべきでしょ!!!!』

というママ友のなんとも言えない圧、

そして

この場にいたら我が子を、

なんにも悪いことをしていない

我が子をブチ叩いて

「謝りなさい!

謝りなさい!」

と叱り倒す自分の姿しか

想像できませんでした😭

想像というより

衝動のような抑えきれない感じでした。

そんなこと絶対にしたくないのに😭

そうでもしないと許してくれないような

圧を感じました。


ここにいたら危ない

手を上げてしまう!

そう思った私は

慌ててBさんのアパートを

飛び出したのでした。。。