「野心は人を勤勉にする」ということわざが、海外にはあるそうです。
私が以前アシスタントをさせていただいていた、200万部のミリオンセラーを出した作家の方(私の師匠です)は、とんでもない努力家でした。
師匠は、毎日10時間以上机の前に座って文章を書いていても、苦にならないのです。お金は充分にあって、遊んで暮らすこともできるのに、毎日毎日文章を書き続け、努力し続けておりました。
なぜなら師匠には、世界を変えたい、という大きな目標があるからです。
自分の作品で世界が変えられればどんなに楽しいかを、師匠は目を輝かせて語ってくれました。
さらに、師匠の「人生でやりたいこと、達成したいこと」が書かれたリストを見せてもらって、鼻血が出そうなぐらい驚きました。
私は、野心が大きい人間だと自分のことを認識していましたが、師匠の夢の大きさには足元にも及びませんでした。
大きな目標を達成できる人は、取らぬタヌキの皮算用をしまくっている、ということにそのとき気付いたのです。
よって、目標を達成するために、取らぬタヌキの皮算用にはたっぷりと時間をかけなければならないと、私は力説したい。
皮算用が大きければ大きいほど、楽しいものであれば楽しいものであるほど、努力が苦にならなくなるはずです。
ニヤニヤと不気味な笑みを浮べ、恍惚とした表情で、よだれをたらしつつ、体を生まれたての子鹿のように震わせ、白目になりながら、目標が叶ったあとの楽しい未来を想像して享楽することを、日課にするのがよいかと思います。
しかし、あなたが取らぬタヌキの皮算用をして、目標を周りの人に語ると、
「そんなの無理に決まってるよ」
と言ってくる、皮算用力のない、キツネのような目をした人間が必ず現れるでしょう。
そんなときは、
「なめんなよ!」
と大声で叫んで、そいつを煙に巻いてしまえばよいのです。
参考文献 『グラップラー刃牙 37巻』 板垣恵介著
P.S.
先日、甘い缶コーヒーが飲みたいと思って自動販売機で買おうとしたら、いろんな種類のコーヒーがあって迷いました。
一番左のコーヒーは、
「苦すぎず、すっきり後味 絶妙なバランス」
と書いてあり、
真ん中のコーヒーには
「甘さスッキリの微糖 絶妙なバランス」
と書いてあり、
最後に見た右側のコーヒーには
「甘すぎず苦すぎない 絶妙なバランス」
と書いてありました。
三種類のコーヒーの説明文を冷静に解読してみたところ、結局甘いコーヒー置いてないじゃん、ということに気付きました![]()
あと三種類とも絶妙なバランスだということにも気付きましたよ(号泣)

