【映画】レスラー | 最強の作家への飛翔

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危ないところだった…。完璧に見逃すところだった。

渋谷のシネマライズの『レスラー』公開は明日までである。ギリギリ観れて良かった…。やはり周りで評判の映画はちゃんと観にいったほうがいいということが判明した…。


どうせ『ロッキー』みたいな話だろう、とタカをくくっていたが、そんなことを言っている場合ではなかった。プロレスにまったく興味がなかった僕だが、ぐいぐい物語に引き込まれた。


『レスラー』は痛い映画だ。

目を背けたくなるような痛いシーンが何度も出てくる。

『SAW』かよ!と突っ込みたくなるような猟奇的なシーンが途中でいきなり出てきたりする。肉体的な痛みだけでではなく、精神的な痛みもたくさん出てきて、世の中はなんでこんなに辛いことがたくさんあるんだと考えると泣けてくる。


主人公(ミッキー・ローク)がスーパーの仕事でぶち切れるシーンは、ひとごととは思えなかった。

昔は栄光のレスラーだった主人公が、客にポテトサラダを何度も何度も量りなおさせられる。「あんたどこかで見たことあるな」とバカにされ、主人公の怒りは爆発する。

この爆発は圧倒的に正しいと思った。もうどんどんみんな、上司に対してや仕事場で、ぶち切れるべきだと思う。くだらないことや、わずらわしいことに我慢する必要なんてない。


『レスラー』を撮ったダーレン・アロノフスキー監督の『π(パイ)』という映画は観たが、あまり記憶にない…。シュールな映画だったような気がする。『レクイエム・フォー・ドリーム』がなにやら凄いらしいので、観てみたいと思った。