就活のバカヤロー/石渡嶺司・大沢仁 | 最強の作家への飛翔

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本の感想をいろいろ書いてみる『読書生活』6日目です音譜

『就活のバカヤロー』石渡嶺司・大沢仁著
就活のバカヤロー (光文社新書)

就職活動は二ヶ月だけやりました。
「リクナビ」に登録したり「みん就」に書き込んだりエントリーシートを出したりは軽くしましたが、面接は3回(しかも全部集団の一次面接)しか行ってません。

ヤクルトに面接に行って(なぜヤクルトに興味を持ったのか謎ですが…。)

「老若男女楽しめるホットヤクルトを作りたいんです!」

とその日の電車の中で思いついた、どうでもいいアイディアを自信満々に発表したところ、

「君ー、それいいねー。ただ、ヤクルトは温めると乳酸菌が死んじゃうんだよねー」

と面接官に苦笑されたことは、今でも覚えています。

そんな暗黒な記憶しかない就職活動のことなど、思い出したくもありませんでした。

が、最近この『就活のバカヤロー』の著者の石渡嶺司氏と偶然少しお話できる機会があって、興味を持ち読んでみたのでした。

この本では、

『企業・学生・大学』の三者の視点から就職活動を描いています。

就活マニュアル本などに流されて、『自分は納豆のようにねばり強い人間です』などというしょうもない自己PRをするイタイ学生について。(これはめちゃくちゃ僕に当てはまります)

インターン
なんてもんは誰もやりたかあないのに(おそらく…)、やっといたほうが就職活動に有利かどうかについて。

企業側の採用活動の裏側について。

学生や企業を必要以上に煽って不安に落とし入れ、儲けようとする就職情報会社について。

この本は、就職活動する前に読みたかったですね(まあ最近発売されたから無理なんですけど…)
読んでみて、就活の際にバカヤローだったのは自分だけではなく、企業も大学も就職情報会社も他の学生も、ほとんど全員バカヤローだったことが分かって(まあ中には賢こく立ち回った人もいるんでしょうけど…)、過去の嫌な思い出の呪縛から、少しだけ解き放たれた気がしましたね。

それにしても就活って、満員電車並みに、日本の異様な文化だなあ。