本の感想をとりあえず書いてみる『読書生活』5日目です
『本気で小説を書きたい人のためのガイドブック』ダヴィンチ編集部編

小説を書くマニュアル本は、今まで30冊以上読んできました。
もう小説を書くより、マニュアル本を読んでいる時間のほうが長いくらいです。
マニュアル本を読んでいるのに忙しくて、小説を書いている時間がないのです。
『本気で小説を書きたい人のためのガイドブック』は、数ある執筆マニュアル本の中でも、一線を画す出来栄えだったと思います。
まず、アドバイスが具体的なところが良いです。
たとえば、小説を書いていて途中で書くことがなくなって行き詰ったときにどうすればいいか?
『物語の途中から、登場人物を増やせ』
と書いてありました。
一般的に小説を書き慣れないひとが書いた小説は、3人や4人といった少ない登場人物で構成されていることが多いそうです。(僕が書く小説は、大体登場人物は2人なので耳が痛かったです。)
そうするとやはり、世界観が狭くなってしまうので、むりやり登場人物を増やして話のスケールを広げろ、と。これは大変参考になりました。
アドバイスを書いている執筆人も豪華な顔ぶれです。
筒井康隆、福田和也、岩井志麻子、豊崎由美、大森望、金原ひとみ、重松清などなど…。
文芸評論家の福田和也氏の言葉を引用してみます。
『文章だけで生活し続けるということは、おおざっばに言うと他のことができない人しか生き残れないということ。あんまり例を出すと怒られちゃうけど、江クニ香織さんなんか1回だけレジ打ちのバイトをやったことがあって、そしたらレジ打つのが楽しくなっちゃって、誰も買い物しないのにガチャガチャ打ち続けたと聞きました。柳美里さんなんか電車に乗れない人ですからね。お書きになっているけど、乗ると必ず喧嘩になったりトラブルが起きて無事電車を降りたことがない』
「他のことができない」ってことには、僕はかなり自信があるんですけどね…。
まあそれだけじゃ駄目でしょうけど…。