「これさえ読めば今週一週間のニュースは大体分かるから便利」
との呼び声も高い、『三人寄れば文殊超え』企画第17回です。
僕と、友人二人と、三人でそれぞれ同じテーマで書いています。
毎週日曜深夜にやっております。
本日のテーマは『引越し』です。
『紙袋で引越し』
紙袋二つと手提げバッグ一つ。
これが僕が半年前に引越ししたとき持っていった全ての荷物になります。
右手の紙袋には、5年使って壊れかけているノートパソコンを。
左手の紙袋には、寝るときに使うマットを。
そして手提げバッグに少々の着替えなどを入れ、出かけたのであります。
本当は家の車で引越したかったです。
親に手伝って荷物を運んでもらいたかったです。
ただ、両親がその日、
「ディズニーランドに行くから無理」
と捨て台詞を吐き、車で出かけていってしまったのでありました。
しかも、うちの両親はディズニーランドに行くような若々しいタイプでは全くなく、そのディズニー行きもかれこれ二十年振りくらいになるのでした。
よりによってこの日に行かなくても…、とミッキーを恨みましたが、結局一人で徒歩と電車で引越したのです。
そのように荷物の少ない移住だったのですが、僕は内心は結構余裕でした。
なぜなら、僕は一回学生時代に一人暮らしをしたことがあって、引越しには慣れているからです。
何を持っていかなければならないかを、完璧に把握しているからです。
引越しの際についつい忘れてしまうものがあります。
それが何だかお分かりでしょうか?
電球です。
僕は以前引越したときに、電球を忘れて電気がつかなくて困ったことがありました。
その反省を活かし、今回はちゃんと持ってきたわけです。
しかし…
手が天井に届かないんです!
電球つけられないんです!
マットを折ったり、持ってきた本を賽の河原の石みたいに積み重ねたりして踏み台を作ったんですが、どうしても届かないんです!!
結局暗闇で過ごしました。
三日間暗闇でした。
テレビもなくベッドもなくテーブルもなく冷蔵庫もなくガスもついてなくパソコンもネットにつながれてなくマットが短いので寝るときもほとんど地べたみたいな状況でさらに暗闇でした。
携帯電話とパソコンの明かりが頼りでした。
ほぼ罰ゲームでした。
しかし、三日目についに、百円ショップで購入したゴミ箱を逆さにして、それを踏み台にして電球をつけるという、ミラクルQの裏技を発見したのです。
あのときの自分を褒めてあげたいです。
引越しっていいもんですね。