言葉が消えていく小説~『読書生活』企画始めました~ | 最強の作家への飛翔

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本日から新企画を始めます音譜


僕の中で最近『新企画』ブームです。

いろいろやってみて、失敗したらまた違うことやればいいんですよ!


『三人寄れば文殊超え』企画、『AtoZ』企画、『公募生活』企画に引き続き、本日から始まる新しい企画が…。


『読書生活』企画


説明しよう。最近読んだ本や、昔読んだ本の感想を、ダラダラと書いていくという、前代未聞の企画である。


今までも、「AtoZ」で、『D坂の殺人事件』とか『すべてがFになる』とか『容疑者Xの献身』とか、無理やり本の感想を書いてたんですけど…


いちいちアルファベットが入ってる本を探すのがめんどくさい!!


という事実についに気付いたので、本は毎週一冊、月曜深夜に感想を書いていきます。

このブログは最近迷走していますが、もともとは本と映画の感想を書くのがメインだったのです…。

ただ、AtoZは意地でも続けますよ!


『読書生活』企画、第一冊目


言葉が消えていく小説

『残像に口紅を』筒井康隆著


本と映画と作業日誌


僕が小説に一番求めているのは、『衝撃』です!

ドキドキしたいんです!

ガーンとインパクトを与えてくれる作品を、僕は目を皿のようにして探しているわけです!


この小説では、使える言葉が一文字ずつ減っていくのです!

最初から「あ」という言葉が使えません。


文庫本で300ページ以上あるこの作品で、「あ」という文字は一回も出てきません。


章が進むにつれて、一文字ずつ使えることばが減っていきます。


さらに、ことばが失われると、『そのことばが示していたもの』も世界から消えていくのです。


例えば「ぱ」という文字がなくなった途端、世界から「パン」がなくなります。


使える文字が減りながらもなんとかするために、しゃべり口調が、「~じゃが」みたいにおじいさん口調に突然なったりするのが笑えます!

なんじゃそりゃと!


「ぶ」という言葉が消失しながら、「文章」について主人公が講義をしたりするんです!


最後のほうになると、使える文字がわずか10個とかでストーリーを作っていくわけです。

10個ですよ!?

「い」と「か」と「こ」と「が」と「た」と「つ」と「て」と「だ」と「の」と「ん」だけですよ!?

何考えて生きてんだこの人って話ですよ。


このぐらい知性と感性が高速回転しているぶっ飛んでいる小説を、僕はもっともっと読みたいんです!