
「B」
BOB DYLAN(ボブ・ディラン)

『アイデン&ティティ』という漫画があるんです。
作者はあのみうらじゅん氏だと書くと、笑えるサブカル系の話かと思われそうですが、実は、青春ロック漫画です。泣けます。泣きました。
バンドをやっている主人公が、世間が求める音楽と自分のやりたい音楽との狭間で、悩み続けます。
本当のロックとは何のか?
主人公は自暴自棄になって、自分の本当にやりたかったことではないことを、やってしまいます。
そんなとき、ボブ・ディランの神様が主人公の前に現れて
「どんな気がする?(How does it feel?)」
って聞くんです。
主人公がボブ・ディランの神様に助けられながら、少しずつ自分の将来を考えていくという、本当に青春ど真ん中で、くさいと言えばくさい話なのですが、ボロボロ泣いてしまいました。
あの、みうらじゅん氏がまさかこんな感動する話を書いていたとは…って思いましたね。だてにテングとか集めてたわけじゃなかったんですね。
この漫画は田口トモロヲ監督によって映画化もされていて、映画も泣けます。
映画のラストに、ボブ・ディランの『ライク・ア・ローリング・ストーン』という曲が流れるんですけど、かっこよすぎです。サビの「how does it feel?」って連呼するあたりで、いつもしびれます。
それにしてもボブ・ディランってご存命だったんですね。
漫画や映画で幽霊として登場してたからてっきり…(失礼)。
ボブ・ディランに著作権料は支払われたんだろうかなどと、いらんことを考えてしまうのでした。
『ライク・ア・ローリングストーン』