プレイボーイなリリー・フランキー | 最強の作家への飛翔

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『週刊プレイボーイ』でリリー・フランキー氏の人生相談の連載が始まりました。

いやあ、面白いですねえ。ほんと良いこと言いますよね、この方は。

リリーさんは、名言発言率ナンバーワンだと思います。

僕が女性だったら、リリー氏に惚れていただろうと。

僕が思うリリー氏の好きなところは、飽きっぽくて、いろいろな分野に手を出しているところ。

『東京タワー』を書いたあとに、また小説を書くのって、かなりキツイと思うんですよね。みんなが感動した感動した、って騒いでいるし(僕もリリー氏の貧乏時代のエピソードで嗚咽が漏れましたが…)、次回作へのハードルはめちゃくちゃ上がる。

だから、リリーさんは、「もうあまり文章を書きたくない」と、どこかでコメントをしていました。今回の人生相談の連載も、コラムではなく、吉田豪氏とのインタビュー形式になっています。

それで、文章を書かずに、役者をやったりバンドを組んだりして活躍している。

こういうスタンスはとても好きです。周りから期待されていることはやらずに、あまり期待されていないほうの仕事をやっていくというか…。

そして、きちんと結果を出しているところが凄い。(映画『ぐるりのこと。』での演技には、感銘を受けました!)

今週の連載では、正社員になれずに契約社員として働いている人から、この先どうすればいいかという相談と、同棲している彼女と結婚しようかどうか迷っている人からの相談だったんですが、とてもナイスな回答をしていました。

「マックのアルバイトはきちんと時給がもらえるから、手堅い」

という発言が印象に残っています。

僕は好きな著名人ができると、その方の著作を全て購入して、気に入った文章に赤線を引いて、さらに、その赤線が引いてある文章をワードに書き写してまとめて保存する、という作業をしています(この作業が時間の使い方として、有効なのかどうかは不明…。ただ、やっていて凄く楽しいのです…)。

リリー氏は心に残る台詞が多すぎるので、原稿用紙40枚近くの文章が、僕のパソコンに保存されています(何やってんだ、って話なんですが…)。

例えば以下の台詞。

 

 

 

「今の若い人は特にそうだと思うけど、俺らの時代にも情報というか、知識がないことに対する恐怖感がみんなとても強かった。世の中に映画やレコードがこれだけあるんだから、知らないものが山ほどあるのが当たり前なのに、知らないことへのコンプレックスがものすごい。俺が進んだ美大にはそういう連中ばっかりだったね。「これを知っている」とか「これはおしゃれだ」と言っていること自体にアイデンティティを見出すのはバカだよ。自分では何もやっていないわけでしょ。知ってることが大事なんじゃなくて、知ってることから何かを生み出すことが大事なんだよ」

 

 

 

「これからクリエイターなんてショボイ商売をやりたいと思う若者にアドバイスするとしたら“やめないこと”です。やめさえしなければ誰でもなれる。それで周りに宣言することですね。若い人で、文章書きたいとか、写真撮りたいと言ってるのは、就職してもどうせ出世しないダメ人間なんだから。昔からダメな人間の逃避のために芸術はあるわけでね」

 

 

 

深い…。リリーさんはものごとの本質を見抜いて、それをうまく、言葉にしてくれます。僕ができることは、そのありがたいお言葉を、ひたすらメモに取り、心に刻み込むことだけなのです。