整体体操の特徴~股関節に意識が強いと逆にこわばるので注意を | ひとりでにわし・庭師、整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、五足のワラジをはく男のブログ

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横須賀市の植木屋庭師 整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、畠山庭園のブログです。冬は奥只見スキー場で圧雪オペレーター、上国ではスキーパトロール、八ヶ岳で山小屋番。バイクが趣味でハヤブサ初期型、xsr900に乗っています。

はたけやま整体です。

 

整体を受けて体操をする。

 

これがうちの整体の流れです。体をゆるめた後は、必ず体操をして終了する。

 

体操できないほどこわばっている、硬くなっている方でも、出来る範囲でやっていただきます。体をゆるめてもらう、やってもらうだけでは、成長がありませんから不調は繰り返します。

 

マッサージしてくれるお店は世の中たくさんあります。それはお任せして、私は「整体受けて体操する」を、貫き通そうと思っています。

 

やらない人はハッキリ言います!お断りします。

 

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さて、

 

歩行のときに股関節に重心を乗せる。という意識ですが、股関節だけを感じてそこに体重をかけるように歩くと、力が入って抜けなくなる可能性があります。

 

意識はとても大事ですが、強い意識はそこに力みを生じて、逆効果になりかねません。私がいちばん気にしているところであります。

 

意識して乗せるというよりも、こうすると「乗る」という自動的に入るのが理想です。結果としてそうなるのであって、立ち方が重力ラインに沿って、脱力できれば、自動的に入ります。

 

自分自身も毎朝坂道を登って下りてを繰り返し、検証して、間違いないものをお客様に提供していますが、同じことの繰り返しというより、

 

もっとこうしたらどうか??

こうすべきでは??

 

と、意識の持って行き方、イメージの色々な方法を研究し、修練の日々でございます。

 

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今日の話題になります。

 

整体体操の特徴を言います。

 

体の力を発揮するとは、緊張と弛緩の幅をいます。

 

力が出る出ないは、その人の緊張と弛緩の最大幅を言います。脱力したところから、緊張までの幅、距離、長さが大きいほどど力が出ます。

 

整体体操は脱力することが目的となります。脱力ができれば、緊張までの幅が広がり、力を使うことができます。

 

基本の形としては、緊張を作ってフッと抜く。

抜いた時に緊張が減っていく、抜けていくという目的があります。

 

IMG_20161206_085308795.jpg

例えば、立ち方レスキューのステップ1体操。

 

緊張のマックスです。

 

この形が良い姿勢ではなくて、

 

ちょっと耐えて、「フッと」ぬく。

 

その抜いた時のふわっとした感じがリラックスした立ち姿勢になります。

 

ここからスタート。

脱力しているからこそ、力が出る、動けるという考え方です。

 

もう一度言います、整体体操は深い脱力が目的になります。

 

緊張させるのが目的ではなく、脱力、ゆるめることが目的です。

 

力がない場合は、力をつけることもできますが、そのことについては後日書きます。

 

ありがとうございます。