はたけやま整体です。
私自身がスキーの有名な選手だったわけでもなく、技術戦で成績を残した、元レーサーだとか、長年のスキー教師だったとか、そういうのは全くありません。整体師として体を調整する立場から、スキー操作というものに興味があって、勝手に講釈しているだけですので、話は半分で聞いてください。スキー歴は36年。スキーパトロールの仕事は25シーズン目です。
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重心位置がくずれて脚に通る重力ラインが外れると、荷重できなくなって、倒れまいとする力が働いて、体に力が入ってきます。
これが常習化すると歪みの原因になります。
スポーツをやっている人は、種目によって独特の体つきになりますが、右足と左足に荷重することができていれば、健康面では問題は出ません。
ところが非荷重の脚が出てくると、体が捻じれて、それに伴い内臓疾患が出やすくなります。
整体は背骨の調整をすることで、重心位置を元に戻すことをします。
背骨の観察はある程度の真っすぐさと、骨自体の弾力、形を観ます。
少しぐらい曲がっていても大丈夫。重心位置と、両足の荷重がしっかりしていれば問題ありません。
荷重がイマイチで、背骨が曲がっているとした場合、こういう考え方をします。
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右には乗れるけれど、左には乗れないという人。
スキーで言えば右へターンすることが苦手。いつも左ターンで止まる。などクセが出ます。
右には乗れるという事は、股関節の性質上、右脚外旋優位となり、立っているときの体は左に捻じれます。
見方としては、
左へくるりと90度回した側面から見たときと同じように考えます。
ご覧のように生理的湾曲が私たちの体の背骨です。
後ろから観察した背骨が、この形に添うような曲がりだったら、それはそれでバランスが取れているのです。
側弯の人がそうです。あまりに曲がりが大きい場合は、調整が必要ですが、バランスが取れている場合は、変えるというより負担のかかるところの調整をします。
(側弯のひとは、右脚は乗れるけど、左は乗れないという左脚非荷重になりやすい。)
ご覧の右側の図を横から見た背骨と、仮定して考えるのです。
すると腰の骨は後ろに引っ張られている。とか、胸椎の何番は前に行き過ぎなど、
背骨の前後の情報も、足の非荷重を調べて、体をどちらかに反転させてみていきます。
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地球には重力があります。
直角に引っ張られます。
物体の中心を常に引っ張る。その中心のことを重心といいます。
人間の重心は胸椎の12番です。
はたけやま整体では、胸椎の12番に重心意識を置いて、ここが地球の中心に向かって引っ張られていると考えます。
引っ張られているのに対して、ちょっと抵抗する。これが重力に抗する力。この力によって私たちは立っています。
この理論のバランスが崩れたときに、体は倒れまいと力んで緊張してくる。これが歪みの原因です。
重心を正確に意識して、ちょっと抗するように真上に引っ張るようにすると、とたんに肩の力が抜けます。
動かし方は解剖学に沿って、骨はこうなっている、こうついている。と正確に動きを知って、その通りに動かすようにすると、楽に動かせます。
意識なんです。どう意識するかによって、体の動きは大きく変わります。
スキーで右ターンができない人は、左足非荷重になっている可能性がある。その原因は重心位置が狂っていると考えられます。
スポーツ、ダンス、スキーで、いくら練習しても動きが身につかないという時は、重心の位置が狂っていないかをチェックするといいかもしれません。
ありがとうございます。
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現代人はとにかく緊張している。緊張が仕事もスポーツもダメにしている。
ゆるみは立ち方を変えます。重心が安定し、左右の足の荷重がしっかりします。
重力の環境下では、荷重があって体は機能します。
非荷重が引き起こす病気、不調、スポーツの不具合を調整するお店です。
体をゆるめて重心の調整をします。