重心をまっすぐに下す。真上にのる。真っすぐに立つ。
どういう表現が伝える相手に的確なのかは、やってみなければわかりません。
指導というものはこうである。とは言えないものです。
相手に合わすのはもちろんですが、相手にとって今必要な急処を見極め、変えていく必要があります。相手に合わせて自分を変える。というのが僕の考える臨機応変です。
相手は変えられない。自分が変わることで相手も変わっていく。
さっき来た人には効いたから、次の人にもというわけにはいきません。、さっき使った技術はもう捨てるのです。
使い捨てです。整体は毎回使いすてる。過去はすてる、今が大事なのです。
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仕事についての勉強をしていくことが商売には必要です。商売につながらない本を読んでも、それは自分のためです。
ところが、「ひらめき、思い付き、臨機応変」については、その種の勉強だけではたどり着きません。
頭を使っているようで、実はもう知っていることなので使っていないのです。
試しに断食してテレビを観てみてください。あなたの意識は食にいくでしょう。テレビに集中するかと思いきや、腹が減っているのを我慢している意識に頭が働いて食に走ります。
テレビは一方的に情報が送られてきます。自分の意志で取り入れていません。
それに比べて読書は自らの目を使って脳に取り入れる行為。脳が働きます。その脳をさらに働かせるために、ご自分のやっている仕事とはまるで関係のないジャンルの本を読む。(好きでもない本ということ。)
すると断食は成功します。
病院の待合室などで、「興味がないけれど暇だから」と雑誌を読むとわりと落ち着きます。それと似ています。
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私は整体師です。整体の勉強はもちろんしていますが、それだけでは「閃き」というものは生まれません。そこで、ジャンルの違う本を読む。体を動かす。スキーについて研究する。といった、整体とはあまり関係のないことをします。
すると向こうからやってくるのです。閃きが・・・
この閃きこそが体を整える重要な役割をもっています。科学的に根拠はありませんが、体が変わるのは間違いありません。その良さを知っている人が、集まってくるので、私もこうしてお店を潰さずにやってこれています。
ようするに、自ら動くということをしないといけない。そうでないと頭が働かないので、臨機応変が発揮できない。
スキーだけをやってうまくなる人はいません。スキー場に行かなければスキーはできませんが、体はどこでも動かせます。
結局は体のです。
どんな動きにも臨機応変に動くようになるには、体がゆるんでいること。ゆるんだ体がスポーツに仕事に役立つものと考えています。
上達のポイントは体をゆるめる。
ありがとうございます。