太る骨盤と産後の立ち上がり | ひとりでにわし・神奈川県横須賀市ひとりで庭師をしています

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横須賀市の植木屋庭師 畠山庭園のブログです。冬は奥只見スキー場でオペレーター(圧雪車)。バイクが趣味でninja1000に乗っています。

はたけやま整体です。


私のところでは、呼吸による体の緊張と弛緩がスムーズに行われているかを観ています。


つまり


息を吸うと体はふくらむ。


息を吐くと体はしまる。


ということを繰り返しています。


若いうちは柔軟性があり、滞りなく拡がったり閉じたりしますが、歳を重ねていくと硬くなっていきます。そうして呼吸が止まり、体の動きが止まり死んでいくのが生き物です。


健康とは体の緊張と弛緩がうまく行われていること。呼吸に合わせて動く、体の拡がり閉じが上手く行っていないと病気なる。このように考えています。


実際、調子が悪い方の体は呼吸が浅く、体の拡がり閉じが上手くいっていません。それもこの辺りという、一点か二点が急処となり、そこに刺激を入れて呼び起こしをすると、呼吸が入っていきます。


「呼吸による緊張と弛緩の動きを取り戻す」のが整体の施術です。



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産後の骨盤も同じです。


開いている。ずれている。歪んでいる。など骨盤が原因で太るとお考えの方が多い。


骨盤が原因ではないか?と、私のところに来てくださるお客様は、骨盤の動き、「呼吸によって拡がる閉じる」ということに気が付いていらっしゃらないのです。


まずは呼吸と骨盤の動きを理解していただいて、想像しながら呼吸をしてみる。意識が骨盤にいきやすいように、体操を利用して、ポーズを取って、抵抗の感じるところが、呼吸で動くようイメージしていく。


一番太るのは、開いた状態で固まっている骨盤です。呼吸をしても動かなくて、それも開いた状態で止まっている。それを何とかしないといけない。


原因は産後の立ち上がりにあります。


産んですぐに立つ。動き回る。歩く。日用生活ですがやってはいけない。赤ちゃんが出てくるために、拡がった骨盤が戻れずにストップします。



地に足をつけてはいけない。


腰を縦にするとどうしても力がかかって、骨盤がしまる動きの邪魔をする。なので、産後はしばらくの間、赤ちゃんのお世話以外、横になって過ごします。


目を使わないよう、薄暗い部屋で母子ともに刺激を避けて、静かに寝ているのがいい。おっぱいは横向きであげて、おむつは家族、病院で可能なら看護師さんにやってもらう。最初の3日は体を起こさないようにします。


スマホも余計な刺激です。目を酷使しないほうがいい。電磁波も避けて、テレビも観ない。何もせず赤ちゃんと静かに寝ていることを、この時期にしっかりやらないと、後々困るのはお母さんです。


途中で固まった、ゆがんだ骨盤はしっかり戻すことはできません。動くようにはなりますが、癖として左が多少開いた形とか、形が産後で形成されます。


なるべくなら左右の差が少ない方がいい。呼吸の動きがスムーズです。差が大きいほど不調につながります。太るのはどちらか片方開いたまま固まっている骨盤です。


昔の姑さんは厳しかったが、産後に肥立ちに関しては理解があって、よく休ませてくれた。この時だけ優しいので、本当は良い人なのかもしれないと感じる。そうして嫁姑問題はうまくいっていたのです。


命を伝えるということをしっかりやってださい。


facebookを観ていると、生まれました~とやっている人が多いけれど、そんなことやっていると困るのはあなたなのに。と思ってしまう。