仕事に行きたくないのなら辞めるべき | ひとりでにわし・庭師、整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、五足のワラジをはく男のブログ

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横須賀市の植木屋庭師 整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、畠山庭園のブログです。冬は奥只見スキー場で圧雪オペレーター、上国ではスキーパトロール、八ヶ岳で山小屋番。バイクが趣味でハヤブサ初期型、xsr900に乗っています。

はたけやま整体です。


ふと思ったのですが、週休二日で休みのたびに出かけたり、のんびり過ごす。そういう生活は経験したことがないので、どういうものなのか??と、興味とうらやましさ、やってみたいという気持ちがあります。


私はというと、休みにしている日は、町内行事、青年会、消防団などの活動に当てて、家族で旅行にいく計画でもない限り、休みだからどこかへ行こう。という日をずいぶんとやっていません。


予約がないから、この日は山にでも行ってこよう。というのも、夏は祭りで忙しいので行けません。暑いから丁度いいか。


日曜日も仕事です。基本的に体を観る仕事に、休みはないというのが普通です。急に痛くなったというとき、今日は休みだからダメというわけにはいかない。


だから、整体には休みはありませんよ。と最初に教わりました。



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ところが、そういう生活をしていると、普通の生活というか、休みのある生活がうらやましく思えるときがあるのです。


無い物ねだりです。幸せなんです。要するに。


そういう煩悩がある限り、私はまだまだダメだと思うのです。明日会社行ったら休みだ~。週末はスキーに行こう!とはならないのです。それがどうした。と、くだらないことで揺らいでいるのです。


自分の仕事を削って、(収入を減らして)遊びに行かないと、休みはないという仕組みが取れない。それが自営業、職人業です。


私は一人親方なので、自分が休めば収入が減ります。減ったその日に遊びに行くと、更にお金はなくなる訳です。



なぜ、休むということに抵抗があるのか、


おそらく整体を学び始めたころに、「整体指導者に休みはない」と洗脳のごとく言われ続けてきたことに、反発しているのではないかな?と分析しています。


ある方に、お盆のお花参りについて、「あんなのタダの石です」行く必要がないと、言われたとき、先祖があるから今の私がいる。という考え方で育った私には、すごく違和感がありました。


この人に教わりたくないな。と心底思いました。先生ではありません。同じく整体を学びに来ていた先輩です。体をみる人がこのような気持ちでいい物かと、その人が大嫌いになりました。ああいう指導はよくありません。



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この道場(お店のこと)に毎日足を運んで、それを営業日とするならば、結構な日数になります。の割には・・・というのが正直なところ。


しかし、今まで、


ただの一度もですよ。


私の道場(おみせ)に行きたくないな、仕事しなくないな。と思ったことがないのです。これが不思議なのですが、整体という仕事を一度でもやりたくない。と思ったことがないのが、唯一の自慢かもしれません。


そういえば。そういう気持ち、一度もないな。


いつでも、先祖がいたから今の自分。おじい様、おばあ様がいたから、ここを道場として使わせてもらっている。そういうことに感謝して仕事をする。


これが原点にないと、ただ人の体をいじくりまわして、お金をもらう。ということになりかねません。


気持ちを切らしてはいけないんです。



皆さんはありますか?

仕事に行きたくないな、と思ったこと。