稼げなく離れてゆく情熱の仕事

はたけやま整体です。

私は横須賀での整体の仕事のほかに、スキー場のレスキューの仕事も持っています。

スキーシーズンだけ仕事をする。というのは、大変難しいことです。勤めていてはできません。

では、スキー場の人たちはどうしているかというと、

①　夏場はアルバイト。冬になると一旦やめて、春にまた始めるといった、バイトでつなぐパターン。

②　雪国に住んでいて、雪が降ると仕事ができなくなる職種、農家、森林組合など。

③　個人で仕事をいていて、仕事を調整してスキー場に行く。

③が僕のパターンです。

学生のリゾートバイトならいいけれど、結婚して子供を養うとなると、こうした不安定な仕事はできなくなってきます。

レスキューのような特殊な仕事になってくると、もっと難しい。ちょっとだけ行けます。と言っても、命に係わる仕事ですから、雇う方も判断できないのです。

現実的にはそうです。難しいのです。

でもね、夢を追いかけるって大事じゃないですか。スキーに携わっていたい。好きなスキーを続けたいという、スキーの情熱が根底にあります。

やりたくても我慢して、死ぬ時になって「やっておけばよかった！」と後悔したくはない。

もっといえば、明日死ぬかもしれない。いつ死ぬかわからないのが人間です。しかも必ず死にます。その死ぬ時になってからでは遅いのです。

いつかやるでは遅い。今やる。それが僕の考え方です。普通の考え方ではないかもしれない、現実的ではないとも思います。でもやります。

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この仕事ハッキリ言うと、お金にはなりません。

稼げるような仕事ではありません。また、金で動くような仕事でもないのです。

なので、実家の母はずっと反対していました。良く思っていません。今でもそうです。

しかし、僕自身やりたい仕事なのです。つらいばっかで、きつくて、大変だけど、やりがい、達成感が半端ないのです。

面白いことに、

「スキー場に仕事に行く」というと、関東の人は「遊びに行く」と思っているらしく、良く思われません。

新潟にいるころは、スキー場でパトロールやっているというと、大変だね～

。とみんな労ってくれます。

自然相手で大変な仕事。リゾートバイトとは違います。そこをわかってほしいけれど、もう、２０年もやって、こっちの人は理解できないということを知った。

雪が降りませんからね。現実味がないのかも。

なので、仕方ないのです。

でも僕は行きます。年々、冬だけの仕事に来てくれる人は減っています。僕のような人間もいないといけないと、勝手に思っています。体が動く限りは、スキーパトロールは続けようと思っています。

その根底には、スキーが好きだから。というのが常にあります。その情熱だけはずっと持ち続けていたい。

冬の間１月～３月は、月に１０日ほどスキー場の仕事です。

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