12/7(金)
エチオピアでの2ヶ月間のほとんど毎日を一緒に過ごしたルームメイトのラッシュマスは、ついに明日、エチオピアを去る。
Lemlem School レムレム・スクールに来るのは今日が最後になった。
昨日までのように、ホストファミリーの家があるKazanchis カザンチースから、学校のあるFerencay ファランサイまでシェア・タクシーに揺られる
シェア・タクシーを降りて学校に向かって歩いていくと、学校の方から音楽が聞こえてくる
今日は偶然にもエチオピアの祭日で、学校の先生と子どもたちは民族衣装で、僕たちを待っていた
ラッシュマスと僕が学校に入ると、子どもたちが
「ラッシュマース!グッドモーニーング!」
「キョースケ サロムノー! デナレ?(Hoe are you?)」
と元気いっぱいに話しかけてくる
たくさんの子どもたちが駆け寄ってきて、手を握ってくる
畑瀬 「グッドモーニング! デナ^^(I'm fine!)」
エチオピアの民族衣装☆
似合ってるよ!ラッシュマス
再び音楽が流れ、ステージの上で先生の見よう見まねで踊るラッシュマス
僕は彼が家にいる時も学校のことや子どもたちのことを考えていたのを知っている。
僕も彼と一緒に学校、先生、子どもたちのために何ができるのかを真剣に考えた。
彼が頑張ってきたのを知っているから、最後にこうして祝福されていることが、嬉しい・・・自分のことのように嬉しいってこういうことなんだ(^^)
昨日までのように、彼は子どもが勉強するのを手伝って、鉛筆を削ってあげて、休み時間には歌を歌ってあげた (ラッシュマスは歌がうまかった^w^)
8つあるすべての教室を回って、子どもたちと先生に挨拶した。
先生はみんな
「エチオピアと私たちを忘れないでね^^!」
と言って、ハグしながら、別れを惜しんだ。
普段は流暢に英語を話すラッシュマスが今日は饒舌ではなかった。
僕は彼が口を開くまで何も言わずに、並んでシェア・タクシーの乗り場まで歩いた。
シェア・タクシーに乗ってから彼は学校の思い出を喋った。
ラッシュマスはとても賢くてユーモアもある男だった。
まだ20歳で「人を許す心の余裕」はなかったけれど、
それは彼が、今までの人生、許してもらう必要がなかったからだと思う。
なんでも人より器用にできて、世間や大人たちが求めることを「正しい!」と考え、やってきた人は得てしてそういうものだと僕は思っている。
エチオピアではみんながちゃんとはしていない。
おかしな人もいるし、ツッコミどころが満載な人がたくさんいる。
そんな人々がラッシュマスを愛し、ラッシュマスはそんな人々を認めてゆすることを学んだのだと思う。
22歳だった僕と彼の間には2歳の差しかなかったけれど、
彼は福祉・教育大国デンマークから来た人だけど、
彼の英語は完ぺきで、色んな知識が豊富だったけど、
昔の自分にも彼のような部分があったのを覚えている。
だから・・・
彼が今日、学校のみんなの愛を感じ、感動できたことが
嬉しい(*^^*)
以上。アムセグナロ!(Thank you!)
追記。
タナカ様。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。
貧困のない世界がいいね(^^)b 畑瀬匡甫です。
キジマ様よりお話を伺いました。
そんなすれ違いでお話しする機会がなかったとは残念です(>_<)
僕は3種類の人に感謝しています。
1.僕の知人で僕を応援してくれる人。
2.僕の知人で僕の変化や挑戦を批判する人。
3.そして、僕と会ったこともないのに、僕を応援してくれている人。
タナカ様は3番目の応援者の一人ですね(^^)
普通に生活していると、この3番目の方を知ることすらできませんが、
何かのタイミングで実際にお会いし、感謝を伝え、(夢を書いているブログなので)夢をお話しできたら、それは最高だと思っていました☆
図書館に行く際にはブログでご連絡させて頂きますね
もし、その時にタナカ様とお話しするお時間がありました、ぜひお会いしましょう(*^^*)!
コメントもいつでもしてくださいね