残り一週間 | ~貧困のない世界を目指して~

~貧困のない世界を目指して~

2011 自転車で日本縦断。
日本が、そして自分がどれだけ恵まれているのか知った。

2012 世界最貧国エチオピアへ。
貧困の現実と、それでもエネルギッシュに生きる人々を見た。

使命を見つけた。それは世界の貧困をなくすこと。

サロムノ!(Hello!)

エチオピア滞在の2ヶ月間のうち、ほとんど毎日を一緒に過ごしたラッシュマスは、ホストファミリー、学校の先生、Projects Abroadスタッフに最後まで惜しまれながら、エチオピアを去った。

僕は彼に写真2枚と五円玉を封筒に入れてプレゼントした。





そこに英語で書いた手紙を入れた。

「エチオピアで君に親切と愛を与えてくれた人を忘れないで欲しい。」

「日本の5円玉には”ご縁がありますように”という意味がある。」

「今後の君の人生で良い出会いがありますように。」


日常の会話で、僕はすべてを彼に伝えられなかったかもしれない。

彼はエチオピアを去った後に僕にメールをくれた。

彼は手紙で僕が伝えたかったことを理解しれくれたようだ。

総じて良い人だったと思う。

エチオピア人と触れ合うのと同じくらいデンマーク人と交流したな(^^)




彼が去って一人になった。

一人で1週間過ごしたらもう日本に帰国だ






月曜日からまた学校に行く





小さい子どもたちは、ラッシュマスがいなくなったことを良くは理解していないようだった。

昨日と変わらずの笑顔だった。





でも、彼と一緒に『ライオンキング』を見てハラハラ、ドキドキしたことは忘れないだろう。





僕が1週間後にいなくたっても、





子どもたちは変わらず、元気に毎日を生きるだろう。





そうなってほしい。





先生たちに今までこの学校に来たボランティアのことを聞くと、よく覚えていた。





同じ時期にやってきた、同じような年のラッシュマスと僕を、先生たちは覚えていてくれそうだ。



子どもたちのテストを手伝ったこと。

一緒に『ライオンキング』を観たこと。

日本の折り紙を教えたこと。

歌を歌ったこと。

日本の絵本を簡単な英語で読んであげたこと。

先生たちを一緒にインジェラとワットを食べたこと。

朝のステージで踊ったこと。





子どもたちがそのラッシュマスと僕を忘れたとしても、

(それでいい)

感動したことや怒られたことを忘れないでほしい。

僕はエチオピアで僕に親切と愛を与えてくれたすべての人を忘れない。

名前やどの民族かなんで覚えれもしなかったけど

(エチオピアには81の民族がある)

彼らがしてくれたことを忘れない。



まるで、今日帰国するかのような文章になってしまいました(笑)

今日はまだ月曜日。

土曜日の昼過ぎに帰国します(^^)/