エチオピア東部の街Harar ハラールの見どころは世界遺産の「歴史的要塞都市ハラール・ジュゴル」だけではない
Wikipediaにもこんな説明が↓
「長い伝統としてハイエナへの餌付けも行われている。」
ハイエナへの餌付け
現地ガイドも
「絶対おすすめ」
ということだったので、ジュゴル観光のあと、陽が暮れてから行われるという、そのショーを見に行ってきた
その名も「ハイエナマン・ショー」
この赤いジャージがトレードマークの男がハイエナマン
森が見える小高い丘の上に来たかと思うと、森に向かって叫びだした
「デナーーーー、アーーヒーーッーーー」
「サバダサーーーー、ヒーーッーーー」
「○※▲ーーー☆〒Φ■○●ーーー◆◇☆ッーーー」
えぇーっーー 何言ってんのーー
ショーを見ているボランティアみんながそう思った(笑)
意味不明なことを森に向かって叫び続けるハイエナマン
ガイドが言った。
「ハイエナマンは今、ハイエナの名前を呼んでるんだよ^^」
えぇーっーー
たしかにしばらく聞いていると、3つくらいの名前を順番に叫んでいる
名前を叫び続けること約30分
最初に少しお腹を満たしてやらないと凶暴すぎるからだという
ほんとにそんな従順なもんかいと思って見ていると、ハイエナたちはハイエナマンが肉を出すまでは近くで待っている
犬みたいに待ってる
でも、写真からわかるように大人の人間よりも体が大きい
ガイドがショーの参加者みんなにハイエナマン・ショーの説明を始めた。
ガイド 「希望者はハイエナマンの隣に座って、木の棒を口でくわえてください。
ハイエナマンが生肉をその木の棒に引っ掛けると、ハイエナが顔の目の前で肉を奪い取っていきます
棒の長さは30cmです^^」
おお・・・
ハイエナの気分次第で死ぬショーなんだな、と思った(笑)
でももちろんせっかくなので挑戦します\(*`∧´)/
前に名乗り出てハイエナマンの隣に座ると、ハイエナマンは「君は男だから^^」などと言って、30cmしかないの木の棒を半分に折ってしまった
しかも長い方を捨てて、十数cmの木の棒をくわえさせる(>_<)
こんな状態に↓
Σ(゚д゚;)ハッ
何とか開き続けていた目で見た、目の前は、
ハイエナの口が僕の頭よりも大きく開いていて、
その瞬間、赤い口の中と大きな白い歯だけが見えた
ハイエナに食べられる動物の気持ちがわかった気がする(笑)
その一回で慣れた僕は、違うアトラクションにも挑戦
ハイエナマンが僕の頭の上に生肉を出すと、ハイエナが僕の肩に前足をかけて、立ち上がる
そう、こんな状態に↓
犬が体に乗ってくることは日本でもありますが、
ハイエナの重さとパンチ力は尋常ではなかった
チキンのラッシュマスは「僕はいいから」などと言って全く挑戦しようとしなかったが(笑)、ハンナ(ドイツ)、プリン(フランス)の女の子2人は自ら挑戦
これは良いショット
ハンナの肩にかかっているハイエナの手が大きく見えますね
終わった後、ハンナは「ハイエナってとっても重たい!」と大興奮のご様子(^w^)☆
猛獣ショーは数あれど、世界唯一のハイエナマン・ショーをみんな超満喫(゚∀゚*)ノ
スリリングなショーが病み付きになってしまった僕は2回もアトラクションに参加させてもらった
最後にはこんなスリリングな餌付けも↓
こうしてみると、まるで犬みたいだ(@ ̄Д ̄@;)
エチオピアにお越しの際はぜひハラールまで足を運んで、このハイエナマンショーを見ることを絶対お勧めします(^o^)
このハイエナはショーの時にハイエナマンのもとに来るだけで本物の野生のハイエナ
それがわかってるから恐怖感が違います(笑)
ショーで使われるハイエナは3頭ですが、実はショーの最中、観客たちの周りには、ハイエナマンから生肉をもらおうとやってきたハイエナが何頭も
こっちのハイエナたちはハイエナマンの言うことも聞かないので、考えれば考えるほどデンジャラス(笑)
そういえば、生肉を与える瞬間にこっそりハイエナの体を触ってみたんですが、毛は意外と柔らかかったです(^w^)v
あと獣臭さはそんなにない
触ったらちょっと唸ってたけど
アフリカでしかできない体験でした☆
これにて、エチオピア東部への旅行は終了
また長距離バスSky busに乗って、活動地である首都Addis Ababa アジス・アババに戻ります
以上。
アムセグナロ!(Thank you!)