エチオピア東部へ07 【衝撃】ハイエナマン | ~貧困のない世界を目指して~

~貧困のない世界を目指して~

2011 自転車で日本縦断。
日本が、そして自分がどれだけ恵まれているのか知った。

2012 世界最貧国エチオピアへ。
貧困の現実と、それでもエネルギッシュに生きる人々を見た。

使命を見つけた。それは世界の貧困をなくすこと。

サロムノ!(Hello!)


エチオピア東部の街Harar ハラールの見どころは世界遺産の「歴史的要塞都市ハラール・ジュゴル」だけではない

Wikipediaにもこんな説明が↓

長い伝統としてハイエナへの餌付けも行われている。

ハイエナへの餌付け

現地ガイドも

「絶対おすすめ

ということだったので、ジュゴル観光のあと、陽が暮れてから行われるという、そのショーを見に行ってきた

その名も「ハイエナマン・ショー」






この赤いジャージがトレードマークの男がハイエナマン

森が見える小高い丘の上に来たかと思うと、森に向かって叫びだした

「デナーーーー、アーーヒーーッーーー

「サバダサーーーー、ヒーーッーーー


「○※▲ーーー☆〒Φ■○●ーーー◆◇☆ッーーー


えぇーっーー
  何言ってんのーー

ショーを見ているボランティアみんながそう思った(笑)

意味不明なことを森に向かって叫び続けるハイエナマン


ガイドが言った。

「ハイエナマンは今、ハイエナの名前を呼んでるんだよ^^」

えぇーっーー

たしかにしばらく聞いていると、3つくらいの名前を順番に叫んでいる



名前を叫び続けること約30分





本当に森からハイエナが来た

ちゃんと名前を呼んだ3頭が来ているΣ(゚д゚;)

ハイエナマンは生肉の入ったカゴをもって、すたすたと3頭のハイエナに近づいて行った





最初に少しお腹を満たしてやらないと凶暴すぎるからだという

ほんとにそんな従順なもんかいと思って見ていると、ハイエナたちはハイエナマンが肉を出すまでは近くで待っている

犬みたいに待ってる

でも、写真からわかるように大人の人間よりも体が大きい



ガイドがショーの参加者みんなにハイエナマン・ショーの説明を始めた。

ガイド 「希望者はハイエナマンの隣に座って、木の棒を口でくわえてください。

ハイエナマンが生肉をその木の棒に引っ掛けると、ハイエナが顔の目の前で肉を奪い取っていきます

棒の長さは30cmです^^」

おお・・・

ハイエナの気分次第で死ぬショーなんだな、と思った(笑)

でももちろんせっかくなので挑戦します\(*`∧´)/

前に名乗り出てハイエナマンの隣に座ると、ハイエナマンは「君は男だから^^」などと言って、30cmしかないの木の棒を半分に折ってしまった

しかも長い方を捨てて、十数cmの木の棒をくわえさせる(>_<)

こんな状態に↓





エサをもらえると思い、1頭のハイエナが近寄ってきた


ハイエナマンがさっと生肉を木の棒にかける






Σ(゚д゚;)ハッ

何とか開き続けていた目で見た、目の前は、

ハイエナの口が僕の頭よりも大きく開いていて、

その瞬間、赤い口の中と大きな白い歯だけが見えた

ハイエナに食べられる動物の気持ちがわかった気がする(笑)

その一回で慣れた僕は、違うアトラクションにも挑戦

ハイエナマンが僕の頭の上に生肉を出すと、ハイエナが僕の肩に前足をかけて、立ち上がる

そう、こんな状態に↓





犬が体に乗ってくることは日本でもありますが、

ハイエナの重さとパンチ力は尋常ではなかった



チキンのラッシュマスは「僕はいいから」などと言って全く挑戦しようとしなかったが(笑)、ハンナ(ドイツ)、プリン(フランス)の女の子2人は自ら挑戦





ハンナがハイエナに肉を与えています(^w^)





これは良いショット

ハンナの肩にかかっているハイエナの手が大きく見えますね

終わった後、ハンナは「ハイエナってとっても重たい!」と大興奮のご様子(^w^)☆

猛獣ショーは数あれど、世界唯一のハイエナマン・ショーをみんな超満喫(゚∀゚*)ノ



スリリングなショーが病み付きになってしまった僕は2回もアトラクションに参加させてもらった

最後にはこんなスリリングな餌付けも↓





一歩間間違えば女性になれる(笑)



ショーはこれにて終了。

観客みんな、唯一無二のショーに拍手喝采

ハイエナマンに拍手を送りました☆

ショーのあとは頑張ってくれたハイエナたちに生肉のご褒美☆





こうしてみると、まるで犬みたいだ(@ ̄Д ̄@;)



エチオピアにお越しの際はぜひハラールまで足を運んで、このハイエナマンショーを見ることを絶対お勧めします(^o^)

このハイエナはショーの時にハイエナマンのもとに来るだけで本物の野生のハイエナ

それがわかってるから恐怖感が違います(笑)

ショーで使われるハイエナは3頭ですが、実はショーの最中、観客たちの周りには、ハイエナマンから生肉をもらおうとやってきたハイエナが何頭も

こっちのハイエナたちはハイエナマンの言うことも聞かないので、考えれば考えるほどデンジャラス(笑)

そういえば、生肉を与える瞬間にこっそりハイエナの体を触ってみたんですが、毛は意外と柔らかかったです(^w^)v

あと獣臭さはそんなにない

触ったらちょっと唸ってたけど

アフリカでしかできない体験でした☆



これにて、エチオピア東部への旅行は終了

また長距離バスSky busに乗って、活動地である首都Addis Ababa アジス・アババに戻ります



以上。

アムセグナロ!(Thank you!)