「①死なないこと②楽しむこと③世界を知ること すべての男は消耗品であるvol.4」
著:村上龍


 村上龍さんのエッセイを読み終わりました。

 最近は、電撃小説大賞に応募する小説の妄想ばかりしています。

 登場人物や、世界観の詳しいところまでようやく考えがまとまり始めましたので

 もう少しすると書き始めます。




 さて、まずは、村上龍さんのエッセイの中から、気になった言葉をいくつかあげて行きます。

 このエッセイが書かれたのは1994年から1995年。

 阪神淡路大震災とサリン事件の時期です。




「進化なくてはオレ達は生きていけないからで、新しい対応を学んでいかない奴は、死人も同然だからなのだ。
 そういう人間になってしまうのが、オレは一番恐ろしい。そういう人は病人だ」



「生きのびるためには、衣食住の他に、何かが必要で、その何かが、具体的には、恋愛だったり、自転車レースだったり、お金だったり、変態的なセックスだったり、表現だったり、あるいは犯罪だったりする」



メディアの話では
「本当に深刻なことなんか何もない、なぜなら日本はあらゆるトラブルから遠く離れて存在するからだ」という暗黙の視点が組み入られている



「自分を、自分で、好きなもの、自分がやりたいことに向けて追い詰めていかなくても、この国では何とかやっていけたのだろう。―――好きなこと、自分にとっての最優先事項、それがなくなると自分が崩壊してしまうようなもの、まずそれがなくてはならないのだが、そんなことが、長いものに巻かれるのが良いとされているところで手に入るだろうか?」



「そういう生死に関係ないノンビリしたことをずーっと考えて生きて、可哀想な人達だなあ、とイライラしながら思う」



「「本当に大変で、本当に楽しい」ことが今のこの国には極端に少ない、というただそれだけの単純な事実が、オウムを生んだのである」



 生きること。今の日本のありかた。

 日本の契機になった時代を、先取りして予感していると思いました。

 いや、あの時代の大人たちは、みんな少なからず予感していたのかもしれませんが。




 そして、今、この時代も、同じような暗雲とした霧が立ち込めているような気が私にはします。

 でも、昔よりは霧を見通せる人が増えているのではないかという気持ちもあります。




 いずれにせよ。私たち一人ひとりが、何かを持って生きて行かなくてはいけないということです。


 仕事先でできた新しい友人のお気に入りのアニメの話しを聞き

 久しぶりにアニメを見ました。



「ラブライブ」

 という作品。



 学校ごとにスクールアイドルというアイドルがいる世界での物語。

 主人公たちは、廃校寸前の高校の学生。

 廃校を覆すには、子どもたちに人気を持ってもらうしかない。

 そこで、スクールアイドルをやってみよう。

 そんな軽いノリでスタートするアニメでした。




 最近のAKB48やNMBなどの影響から作られたアニメなのだろうな。

 萌えが全開の痛いアニメなのかな。

 なんて、見始めたのですが、スポコン要素なども入っており。

 感動もあり。

 見ごたえのある内容でした。

 



 今は、第2期が放送中とのことです。

 私は、まだ第1期のラスト1話を残している状態ですが

 そこまでの話で、記憶に残った言葉を紹介します。






 バレエで挫折した生徒会長を説得するときの言葉。

「本当にやりたいことは、『何となくやってみたいからやる』から始まるんでしょ」




 もう一つは、どこのシーンだったのか忘れてしまったのですが

「自分のことをすぐれていると思う人は少ない。だから、努力する」







 やりたいことって、ほうっておいても、何度も何度も

 気になってしまって、やりたいなーって思ってしまうんですよね。

 それが、繰り返されて、どうしようもなくなって、やってしまう。

 それが、「本当にやりたいこと」なんでしょう。





 「自分を優れている、天才だ」

 そう思える人は、ごく一部の本当の才能ある人と、ナルシストくらいでしょう。

 私は、ナルシストな気質もあるのですが、ウツの気質もあるので

 天才だと思った瞬間、才能なんて欠片もないと思うこともしょっちゅうですが(笑

 ただ、まだまだダメだ。

 そう思える瞬間があるからこそ、まだまだ頑張らなきゃって気持ちになることも確かです。


 また、逆に、自分を優れていると、自分のことを信じることができる人は

 自分はこんなもんじゃないぜ

 と、ますます努力することができるのでしょう。

 普通の人とは違い、迷うという時間を取られることなくまっすぐに。



 やはり、自分を信じることができる人が

 一番強い人なのだと、私は思います。





ラブライブ公式サイト


ラブライブ
 今、村上龍さんのエッセイを読んでいます。

 村上龍さんは「13歳のハローワーク」など、子どもたちのこと、若い世代のことをテーマにされた

 もの、ことをたくさんされていて、私の好きな作家の一人です。



 村上龍さんとの出会いは

 高校の時に司書の先生に、「オススメの小説ってありますか?」

 と聞いたら、本棚から持ってきてくれた本が、村上龍さんの

 希望の国のエクソダスでした。



 当時の私にとっては、とても魅力的な物語でした。

 そして、いまやこんな物語が荒唐無稽なものではなく

 おこってもおかしくない状況にいるように思います。









 こちら のサイト様では、村上龍さんに仕事についてのインタビューを行っていました。

 今から、就職活動をする人たちに是非とも目を通して欲しいと思います。



「大手の企業に入れるのは5%だけ、全員が大手を目指すなら、95%は、入れなくなってしまう」

「仕事はみつけるものではなく、出会うもの」



 といった言葉が、印象的でした。

 特に、仕事はみつけるものではなく、出会うものというのは、その通りだと思います。



 人は、自分が体験したことしか、好き嫌いなどの興味を把握することはできません。

 知らないことに対して、体験したことのないものに対して

 きちんとした評価をすることはできないのです。



 みなさん、どんなものでも、ちょっとでもいいかなと思ったことは、挑戦してみてください。

 また、誰かに誘われたことなら、あんまり興味がなくても、一度は挑戦してみてください。

 それが、みなさんの未来を明るくひらいていってくれます。