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講師の佐久知真由美です
私の会社員時代のStory記事を
アップしています
（※しばらくは私が個人でブログ
投稿していた記事の再アップになります。）
前回までの記事
スタート 〜すべてを失った会社員が大切なものを手に入れるまで〜
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とにかく、
仕事が出来なくて惨めな私は
「みんなと同じレベルになりたい！」
と、この思いだけで仕事をし、
１年ぐらい経った時には
何とか周りとも調和出来ている
感じになり、
普通に仕事ができるレベルにまで
なっていると自分では
思っていました。
そんなある日、
人事異動で他店から
男性マネージャーが異動。
その日から売場の雰囲気が一変。
そのマネージャーは、見ていると
毎日毎日いろんな人と話をし、
コミュニケーションを取り、
社員に関しては一人一人と
丁寧に面談をし、
現状把握をされていましたが、
私にはこの行動があまりにも
衝撃すぎたのです。
なぜなら、今までの男性社員は
女性社員に指示だけ。
完全に別ものだったからです。
でもこのマネージャーは
「チーム」
メンバーは全員、
仲間だという感覚で仕事を
されていて、
みんなもどんどん巻き込まれ、
職場が明るくなり、
毎日が楽しかったことを
覚えています。
私はこのマネージャーに
出会ったことで、上司の言動だけで
こんなにも職場の雰囲気がよくなり、
人を動かせるということを
学ばせていただきました。
そして、このマネージャーとの
初めての目標面談の日に言われた
「言葉」
が、私の人生を大きく変えることに
なったのです。
その言葉が
「佐久知さんは自己評価が低い！」
私は自分は出来ていなくて、
やっとの思いでみんなと
同じレベルで仕事をしていると
思っていたので
その言葉に対して
「でも…、特に何もやってないし、
やってたとしても、自分のことを自分で
褒めるとかすごいとか変じゃないですか？」
というとすかさず、
「やってることは本当に
すごいことやのにアピールせず、
控えめ、謙虚にしていても
誰も評価してくれない。
ちゃんと評価してもらうためにも
やったことをきちんと表現する力が
必要！
佐久知さんが今の仕事ぶりで
新入社員と同じ評価なんて
ありえないんやで！！」
「・・・。」
私にはもう1人尊敬する上司が
いましたが、その方もその後
同じようなことを言っていました。
「目立たないといくら努力していても
分からない。アピールが大切！」
今となってはアピールとは
媚びるとかではないことや
言っていた意味はわかりますが、
当時の私には
まったく意味がわからず
ただただその言葉に違和感が
ありました。
それから、意味がわからないなりにも
自分がやったこと、出来たことに
意識するようにしました。
どんな些細なことでも…
そして、じゃあ、あの人は
何が出来ている？やってる？
言っていたマネージャーは？と
またまたウォッシングの毎日です。
そして、さらに半年後の目標面談で、
言われた通りに半年間自分が
目標に対して行ったことを正しく表現し、
結果を出したことで昇級し、
やっと新入社員の一つ上の級に上がりました。
この時すでに入社1４年目。
時が過ぎ、一年後、次のステージ。
リーダーとしてのポジションが
与えられました。
が、しかし！
ここには私に取って
計り知れない大きな苦悩がありました。
第四話に続く…
前回までの記事
スタート 〜すべてを失った会社員が大切なものを手に入れるまで〜
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