ES地域プロデューサー奮闘記 ホーピー君の「よそ者、ばか者、若者」まちづくりブログ -4ページ目

ES地域プロデューサー奮闘記 ホーピー君の「よそ者、ばか者、若者」まちづくりブログ

「企業基点のまちづくり」をプロデュースする"ES地域プロデューサー"となるべく修行中。地域とつながり、楽しく、誇りをもって幸せにはたらく人を地域に、日本に、世界に増やす。

 皆さま、こんにちは!農縁団の藤田です。

 前回、前々回と、パーマカルチャーを実践する大前提として、

3つの心構えをお伝えし、さらに、より具体的にデザインするための10の

原則の中の5つをご紹介してきました。

 

今回は、残りの5原則を見て行きたいと思います。

それでは!

 

【原則6】効率的なエネルギープランニング

ある一定の敷地において、動植物や建物などを適切に配置し

効率的な作業を行う為に,①よく訪れる活動範囲を区分し、

②太陽や風などの自然のエネルギーや周辺の条件を分析、

そして、➂地形の傾斜の特性までを考えデザインしていきます。

 

例えば、①は家を起点として0エリアから第5エリアまでを設定、

各ゾーンには、特性や使用頻度によって区分します。②については、

家に起点を置き季節による日照の方位の範囲、風の吹く強さや方向、

景観を考慮➂高位置に貯水池を作り水路を通して低位置に水を流すなど、

敷地の断面や凹凸までをも考えます。

 

【原則7】つながりの良い配置

一定の敷地の中の1つ1つの要素が最大銀の機能を発揮できるように、

モノとモノを適材適所に配置して敷地全体をデザインします。

そのためには、ある要素が取り込むモノや排出するモノの特性を把握し、

その特性それぞれを効率の良い場所に配置することです。

つまり、インプットとアウトプットを関連付けつながりの良い関係をデザインすることです。

 

例えば、家と家畜小屋に続く道があり、どこかに畑を作りたい場合、

畑は、家と家畜小屋の中間に配置します。結果的に、家から小屋へ行く途中で、

家畜のエサとなる野菜くずを畑で拾いいそれを与え、小屋では、

家畜の糞を得、家に戻る途中に畑に撒きます。

単純な例ですが、そのような視点で水やエネルギーの配置を考え、

敷地を最大限に利用します。

【原則8】生物資源(動物や植物)の活用

前回の原則3でニワトリの多機能性(チキントラクター)に触れましたが、

関連して、動物や植物のエネルギーを再利用、循環させて永続的な農法をサポートします。

 

 例えば、マメ科の植物の特性を利用した肥料の供給、

ユリ科のネギやキク科のマリーゴットなど害虫を嫌う物質を分泌する

植物を農地に混植し害虫駆除をしてもらうなどの活用方法があります。

 

【原則9】エネルギー循環

水、エネルギーなどは一定の地域内で循環させることとし、

地域外に流出させないことを原則します。

 

例えば、水の循環のデザインとして、流れる川の上流から農業用水、

防火水槽、庭池に利用し、家庭の排水は、濾過し畑に使ったり、地下水や

川に戻すといった流れを考えます。

 

【原則10】自然遷移の加速

生態系の成長の流れを早めて、短い期間で生態系を作りながら作物を育てます。

パーマカルチャーでは、もちろん農薬や化学肥料を使うものではありません。

 

雑草、野草などすでに生えているものを利用する、土を豊かにする堆肥、

マルチ、有用な草類・先駆植物・極相種を混植すること等々。

自然遷移の加速の視点に立って、持続可能な生態系を作り上げて行きます。

 

さて、これまで3の倫理と10の原則を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

難しい原則もあるかと思います。筆者も勉強中です・・

 さてこれらが、実際どのように実現されているのか?

次回以降に具体的例を交えてご紹介したいと思います!

 

 

注)あくまでの筆者の経験や知識からの認識もございますこと、ご了承下さい。

 

参考文献「パーマカルチャー菜園入門」より