「行動観察」。
旧くからある研究方法として、
社会学や人文科学など、
さまざまな分野で
いまも活用されています。
全体を分割して、
部分を数値化し総合する
「分析」とはちがい、
「行動観察」は、
全体を俯瞰し気づきを得る。
縄文ファームでは、
今週末から、新しくできた
道の駅にちょくちょく
出荷し始めます。
その準備段階として、
これまで約2週間、
道の駅にくるお客さんの
行動観察を重ねてきました。
一番お客さんが来るピークは、
午前11時頃。
その次の波は、午後2時頃。
多いのは、40代の女性で、
交通手段としては車が多い。
導線としては、店頭にある
広告の品(爆安)を手に取る。
店に入ると、正面にある、
これまた爆安のイチゴを手に取り、
8人に1人くらいは購入する。
その後、すぐ右に曲がり、
市場からの仕入れ野菜のコーナーに
立ち寄り、価格が安いため、
4〜7品ほどカゴに入れ、
ぐるっと回って、
地元産の野菜コーナーへ。
なぜか仕入れ野菜よりも金額が高く、
1品カゴに入れるか入れないか。
ほぼ見向きもせずスルーしてしまう人も。
そして、レジ前の惣菜コーナーで
あれこれ物色し、レジで会計。
だいたい平均すると、
このような行動を取るお客さんが多い。
それ以外の意外な行動をとった
お客さんもいて、
・他の品には見向きもせずに
お弁当だけ買って帰る30代男性
・野菜を2品ほどと調味料を
2種類購入する30代女性
・3,000円ほど野菜、イチゴ、
お菓子を買い込む家族連れ
・歩きで来店し、何も買わずに
出て行く50代男性 などなど
なんとなく、これらの情報から
見えてきた推測は、
・道の駅というより、
スーパーやコンビニ感覚できている
お客さんが多いということ。
・そして、安さを求めている方が多く、
品質より金額を優先し、
地元産の野菜は売りづらいこと。
じゃあ、縄文ファームの野菜は、
どのように売り出そうか。
おそらく、野菜としてそのまま
材料で販売するよりも、
加工して販売する方が、
お客さんの需要はありそうだ。
だから、初めは長ネギなど
販売して様子を見ますが、
時期が来たら、黒にんにくを
そこそこ良い値段で販売してみます。
さあ、どんな反応があるのか。
また、行動観察です。
田心マルシェは、
東京の市場で自社の
商品のマーケティング調査をしたい
方の出品を受け付けています。
