従業員満足NO.1チャットワーク株式会社を取材してまいりました。 | ES地域プロデューサー奮闘記 ホーピー君の「よそ者、ばか者、若者」まちづくりブログ

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従業員満足NO.1チャットワーク株式会社を取材してまいりました。

いま、弊社では、ある企業の依頼を受け、未来企業の取材を積極的に行っています。
「ホウレンソウのない会社」「社長が一番底辺の逆ピラミッドの会社」「管理職なしの会社」
「自分の興味あることに1ヵ月も自由に調査研究OKの会社」「サイコロで給与を決める会社」
など。いままでの会社では、考えられないような組織が生まれつつある。


 今日は、弊社の若手社労士の原田君より、おもしろい会社がありますよ!ということで、
「日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方」でベストセラーになった株式会社チャットワークの山本社長の取材へ行って
まいりました。まず、ビックリなのは、電話機がない。お客さんとのやり取りは、すべて、
チャットワークをつかって行うという。そして、徹底したペーパレス。
職場では、電話がなることも無く、社員の皆さんは、楽しく談笑しながら、ワイワイと

お仕事。確かに、頭の固い私は、中小企業こそアナログで組織を纏めていくのだ!
と最初は、違和感を覚えましたが、シリコンバレーとつながっている山本社長と
チャットワークを使って取材を終えた頃には、これは、すごい!もしかしたら、
いままで私自信が、仕事は、「FacetoFaceで」の思い込みの
要素が高かったのではないだろうかとおもって取材を終えました。
 確かに、顔を合わせてすべき点は、沢山ある。しかし、デジタルでなんでもかんでも

効率的に処理していくわけではない。
 2週間に一度の社員交流、朝礼、終礼、適正面接そして、採用に関しては、
マネージャー達とのノミュニケーションとデジタルで効率化を行う反面、
その効率を計った分、しっかりと大切なところは、アナログで意思疎通をはかっていくのです。
 弊社を含め、アナログにこだわる反面、社員とはいつでも会話ができると思い込んでいる。
そのせいで、社員と顔を合わしているから会社の方針は伝わっているはずだ、私の考えは、
言わなくても分かっているはずだという甘えが経営陣、社員双方に生まれてしまうのではないだろうか?
そういう会社に限って朝礼、終礼なんてシステムはない、会議はダラダラ、ホウレンソウはあいまい、適正面接なんてやってない。

私は、山本社長の会社は素晴らしいと感じる。
実は、アナログの大切さを一番理解している会社で、それがゆえにデジタルを徹底しているというのが本当なのではないだろうか?
未来企業はより人間らしい働き方を!職場の「人間性尊重経営」
を第一優先する。従業員満足NO.1の会社が実は、デジタルであるという違和感は、実は、

どこよりもアナログを大切にする会社だったのだということで、私なりには大収穫の
取材でした。
 山本社長の「チャットワークで世界のはたらき方を変える!」という
考えは、弊社の「日本の未来のはたらくを考える」というテーマと同心円状に
あるもの。
 今回の取材は、もし、若い原田君がいなければ、アナログな私としては、個人的に、取材という段階まで行かなかったに違いない。
弊社の若手社労士の原田君ならではの、イチオシの会社ということで、原田君のおかげで
大変刺激をうけました。感謝!