なんと、私は友人の子供を今あずかっている。


名前はれいなちゃん。


れいなちゃんのママは、この前の12月に派遣切りにあったシングルマザー。


前の夫からもちろん仕送りがこない。


5年掛けて段階的に減らされた母子福祉関係の手当てもいまやほとんど出ていない状況。


1月2月3月・・・20件以上面接に行ったらしい。


決まらないのだ。もう40歳だからなのか・・・。


「もう行き詰まった・・・親子で死ぬしかない・・・。」


4月の始めに電話でいきなり言われた。


「おなかがすいたと娘に言われた」


私はもう、優先順位として友人やれいなちゃんを見過ごすわけには行かなかったので、はらを決めた。


「何でもいいから仕事決めてきてよ。れいなちゃんは私があずかっておくから」


そして今の生活が始まった。自分だけ好きなことをして幸せ、という訳にはいかないから。。。





昨日、私の友人のS大学病院の女医の先生と遊びに行った。

彼女はカナダでの医師としての留学経験があり、外から見る日本の不思議について語っていた。

「先進国の中で、日本が一番労働時間が長いと思うし、労働の質を労働時間でカバーしているとしたら恐ろしい話だよね」「少なくても日本の医療業界は他の国に比べて働いている時間が圧倒的に多いのにそれの対価が少ない・・・他の国に比べると薄給よね」とおっしゃってました。


確かにそう思った。プロジェクトXのような番組で高度成長期のころから、寝ないで頑張って働いてこんなにいい日本になりました!のような労働時間が長いのは美徳のような風潮はあった。


私は、よく亡くなった旦那に「そんなに働いたら自分の労働力の大安売りじゃない!」と言っていた。


労働時間の長さでカバーしなきゃいけない日本。今は業界によっては仕事が無く、労働時間が少なくなった分、お給料がカットされる時代らしい。


やっぱり先進国の中でも日本人の労働時間の単価って安いんだ・・・!


ショックだな。









去年8月、すかいらーくの店長が月200時間超の時間外労働で過労死による労働災害を認定された。同じ件で、一昨日その遺族側に未払い残業手当と遺族に対しての賠償を認める判決が出た。


私が4月22日に東京地裁に裁判傍聴に行ったときも、非正規労働者の過労死による損害賠償請求が認められたことによる控訴審判決で会社側の上告を棄却されていた。


雇用形態がどうであれ、ぼろぞうきんのように人を使っていたという事実は否めない。それが解ってくれる裁判官が増えたのは本当に少しではあるがいい傾向だと思う。


不況がゆえに利益減収、減給、サービス残業が当たり前の社風。


最悪ですよ。これって、収入が減る、自分の時間が無くなる、働くために命削る・・・。


ダメダメスパイラルですね。


サービス残業してる張本人は、他の仕事に変わろうとか休もうとか考えをスイッチすることさえできなくなるというのが現実なんです。


それを会社は見てて見ないフリをします。気が付いてあげるのは、やっぱり家族なのかな。