こんにちは
この暑い中、ブログ冬眠をしておりました。
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アップされるのを楽しみにしていた方、長いことお待ちいただいてありがとうございました。
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子育てにはいろいろな時期がやってきます。
私の場合には、それが障害のない方々の親御さんよりも
少々長く、その間にはアップダウンもあります。
ミステリーチャンネルというケーブルテレビでは
「アストリッドとラファエル」というドラマをここ2日間、
連続で4シリーズをまとめて放送しています。
NHKでも放映していたので、ご存じの方もいらっしゃるかな?
この番組は、Hが生まれて初めて主人公に共感したドラマで、自閉症の犯罪資料課に勤める女性と、刑事の2人が主人公で事件を解決していきます。
今、放映はマラソン状態。一気に放映していますが、
今現在やっているストーリーの中で、
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主人公アストリッドが、自閉症の子供にあったときに、
『初対面なのに親近感がある、不思議だ』
というシーンがあります。
すると彼女の友人が、
「同じ大陸の出身だからだ、頭や心に共通点をもち、
そこが橋になっている」と説明をします。
同じ大陸のもの同士は、共通点がいっぱいあり、
阿吽でわかります。
が、違う大陸同士の我ら、親子は、
橋をかけるのにも努力がいります。
逆に双子のNとHは同じ大陸にすんでいるので、
ツーカーであります。それはそれは見事なツーカー。
似て非なることもあるので、時々私がその中に入ると、、
「ちょっとちがうんだなあ、言いたいことは、、」と
言われがち。。。
親子は、なんとかその距離を縮めたいと思っています。
彼女たちはいつも非自閉という
大陸にわたって暮らさないとならないですね。
(コンビニの対応から電車まで、大多数の非自閉の人ようにできています)
ドラマでも、とある登場人物がいいます。
「僕たちは、人生そのものがカオス、音のカオス、言語のカオス、カオスだらけだ。
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でも、電車はいつも同じ方向にいつも同じ線路をつかって、同じような速さで走るから好き」
そんなセリフもあるぐらい、ここは、彼らにとっては無秩序で、パターンのない、とてもすごしにくい世界なのですね。
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アストリッドは見るからに自閉症ですが、
多くの自閉症の人たちは、マスキングをして過ごしています。
その話は以前にも書きましたが、自分を偽らないと、
この世間に勘違いされたり、薄笑いをされたり、相手にしてもらえないからというなど、理由もあります。そして足の大陸の人たちともすごく仲良くなりたいと思っているのです。
自閉症は、一人でいるのが好き!
と思い込まれているところがありますね。
人によるとおもいますが、我が子2人はちがいますねえ。
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で、彼らは二つの世界を生きていることになり、
大変な負担がかかります。
それは娘たちNもHも常に感じていることですね。
そして、多くの仕事は
本来の自分では務まらないのでハードルがとても高くなります。
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この、暑くて長い冬眠は、
私が堂々巡りをしていたことによるものです。
どうしたらNやHがリラックスしてすごせるのか? 逆に私たちが、彼女たちが感じているストレスをどのぐらい疑似体験できるのか?
そんなことをずっと考えておりました。
例え話ですが、
非自閉の世界を足の世界とするならば、
彼女たちの世界は人魚。
上半身は人間のようですが、
人間の世界に渡っては、長いスカートで下半身を隠し、
尾に靴をはいて、一生懸命歩いている。
最初はあるけるので、みんなも、「なんだ、あるけるんだ」
と、どんどん足の国のペースで進めていく。
これはクレームを言っているわけではなく、
彼女たちも「特別扱い」をしてほしくないので、
カモフラージュしてしまう。。だからわかりにくいですね。
でも人魚は靴連れを起こし、小さな歩幅であるくので、
どんどん置いていかれる。
人間の世界では予測がただないから毎日おそろしい、
もっと歩かなきゃ行けない?どうしたらいい??
私は、あちこちに飛び回る、カンガルー島に住んでいます。
あちこちに飛び回っています。
その私がどこまで彼女たちを理解できるのか?
これは私が、彼女たちの自閉スペクトラム症を発見するのが
遅かったためでもあります。
幼少期にその傾向がわかっていたら、
もっと「なにがわからないのか?」がわかったと思うのです。
いま、Hがマスキングをとった今、彼女の質問から、
「そうか、、そこからわかってなかったんだ」
という事実が判明。
自分を責めることはしませんが、
いま、彼女たちが小学生だったら、
もっとこの世界との橋渡しができただろうと思うのです。
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このところ、Hの中で
「なんとなく、、でもモヤモヤしていた」
という事柄が一つ一つわかってきました。
Nは異国で
その地に居続けるための努力に「おやすみ」が来ないこと
そして、自閉症である自分と「常に新しいものと交わる」
という不特定未来との戦いに頑張っています。
でも、あといくつ、モヤモヤしていることがあるのか
あと、どのぐらい手を広げて、触った人に片っ端からコンタクトをするのか?
は全くわかりません。100なのかもしれない、1000なのかもしれない。
そしてカンガルーの私は、考えることが多いと飛び跳ねることが難しくなるので、いま、どうしたらいいのかを試しています。
でも今の彼女たちと、未来の彼女たちの、橋渡しができたら
いいと思いますし、そこに明らかに彼女たちはニーズがある。
いままでも、
よし!超えたハードルがいくつかるかわかりません。
この先、いくつかるかもわかりません。
ただ、人魚の世界、人魚の国、人魚の大陸がないかぎり、
ずっとどこかが不安なはず。
その不安はわかるわけもありませんが、
わかろうとする努力は続けていきたいと思うのです。
ただねえ、カンガルーの私は時々すっぽ抜けちゃうから。。。
失敗しちゃうんですよねえ。
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そしてここまでの軌跡でお役にたてることがあったらと、
講演会をひらいています。
我々もまだまだ手探りです。
冬眠から覚めていきなりの お知らせで恐縮ですが、神奈川県、藤沢が近いとお思いの方はどうぞ。
Hが4曲ミュージカルの歌を歌います。


