発達障害の双子と共に〜

「子供をだきしめたくなる講演」

 

 

今日はとある私立小学校、幼稚園のご父兄に、講演&公園をしてきました。お忙しい中、多くの方々にご来場いただきました。

 

ありがとうございました。

 

舞台の上から実際お顔をみながらの講演&公演は 私の大好きな形です。

 

世の中はネットでの意見交換、オンラインのセミナーなどが主流になってきて、時間節約、エネルギー節約、とも思えます。

 

でも人から出るオーラや、雰囲気、その会場の響きなどを感じつつ、歌をうたいお話をする、みなさまのお顔が変わってくる。

 

目頭を抑える方がいらっしゃったり、大笑いをなさっていたり。

人間と人間の関わり方は、やはりこれが一番って思える時です。

 

「子供を抱きしめたくなる」という題名をつけているのは、私の子育てストーリーを聞いていただき、家に早く帰って、おこさまを抱っこしたい、、って思っていただけたらという願いを込めています。

 

毎日の子育てには大小の違いはあれど事件がありますし、悩みが生まれることもあります。誰にもそれを言わないと、どんどんと深みにハマって、小さなタネに、水をやってしまうことになります。

 

もっと地球はおおきく、もっと世界は広く、もっとお母様方も視野を広くもってみてください、、とお話ししました。

 

我が子はこういう子と決めつけないで、どんな花が咲くのか楽しみにしていただけたらと思うのです。

 

我が家の二人もあちこちにハードルはありますが、彼女たちもきっと何かの花を咲かせるに違いないと信じているのです。

 

環境や理解のなさに、文句をいいたくなることも正直ありますが、それでも、、、きっと、、、そんなところから芽を出して、

花をつけて、実をつけるにちがいない。

 

素敵じゃなくても、立派じゃなくても、その子の実をつけたらそれでいいと思います。

 

 

発達障害の双子と共に〜小さなお祝い

 

毎日なにかが起きるのが我が家です。平穏な日々というものはまず、ありません。

 

特に何事もなく、そんな日って想像がつかない。。とにかく何かが起きますが、その分、復活する、リカバーする、頑張った、、

 

そういう時には小さなお祝いをすることにしています。

 

記憶がいい分、失敗やその時の辛かった想い、誰かが言った言葉、無視されたこと、ちょっと悲しい思い出もみんなおぼえているので、あるいみタチが悪い。

 

まるでマジシャンのハンカチのように、起きた事件が昔の事件ににていると、つるつるとその時のことが思い出されて感情が昂ってきてしまう。

 

俗に言うトラウマみたいなものでしょうか。。。

 

ツルツルと嫌な思い出ハンカチが出てきてしまったら、、

「いまさら、、、もう忘れたら?」なんて声かけは、百害あって一利なしです。

 

だって、忘れられないんですものね。ASDは痛みには頗る弱い。

なので、「つらかったよね。悲しかったよね」としばらくそこに寄り添うことにしています。(昔、ポジティブに考えよう!!って言いすぎて、大失敗をしているのです、私)

 

反対側にまわるのではなく、隣に座る感じ。

 

ポジティブで生きるというのは良いことですが、

ネガティブな感情は持ってはいけない、ということではないんですね。

 

気持ちは湧いてきてしまうものだから。。。

それに蓋をしてしまうのには無理があります。

 

だから「つらかったこと」「そりゃないよ!」「不公平だ」「なぜ多数決なの?」などなど、彼女たちがカチンときたこと、ぐさっときたことなどは、吐き出してもらって、そこから抜け出てきたら、小さなお祝いをずっとしてきました。

 

今日はよくやった!!!

今日は頑張った!!!

 

察することが難しい彼女たちにはちゃんと言葉で伝える、態度で示すようにしています。

 

 

 

発達障害の双子と共に〜

幾つになっても話すことは大事

今日も大きな進展がありました。

このブログをずっとご覧いただいている方には何度かお話していますが、、、

 

とにかくお互いに話し合うことほど大事なことはないと痛感しております。

 

本日、Hとの話し合いは(今日も)私の仕事の合間にも行くまでの車のなかでも、途中のカフェでも、帰宅時にも、帰宅して車庫についても、合計何時間???

 

細切れでもシッカリ続き物のストーリーは川のように流れます。

 

どこまで話したっけ、、、そして続く。。。

 

その間仕事は?はい、仕事はシッカリしました。もちろん。

 

そして、、、また、切り替えて話しに話しました。私の中の、なぜだ?どうして???に対して、彼女も説明。

 

これまた、私はその説明がわからない。なぜ?どうして??

 

そうこうしているうちに、「ちょっとまてよ、、これは何か他に原因がある」となりました。

 

一見、Aが原因のように見える、、、でもAを作ったのはBだ、

ちょっとまてよ、なぜBになった?もしかして、Cが原因?

 

そして一つ大きな原因を突き止めました。途中何度も迎えるピーク。車の中だから良いようなものの、、、

 

だーかーらーーーーー!!!!の後にあったものは、長年彼女が抱えてきたものでした。漬物石みたいなもので、それが乗ってたら、苦しかったねえ、息ができなかったねえ、、でした。

 

その後、共に入浴をして、彼女の声がいままでと違うことにきづきました。漬物石、とれた。。。か・・・・???

 

そして気づいたのは私の声も軽くなっていたことです。

 

もやもやの原因を本人もよくわかってなかった、勘違いしていたということがASDにはあるとおもうのです。先日もお鍋を見てて、、と台所に来た彼女に頼みましたら、蓋の上からおなべをじーっと見ていました。

 

こういう「そうするとは思わなかった、、でも確かに文字通りの行動をしている」ってこと。いっぱいあります。今回も、それに近い。

 

薬は痛みや苦しみを和らげてくれます。パニックや不安を軽減してくれることは助かります。

 

カウンセラーやコーチングの方々が話をきいて助けてくださることもあります。ただ、時間には制限がありますし、お金もかかります。一緒にお風呂にも入りません。

 

とことん話すこと、、これは我が家が(私が、、と同意語です)

彼女たちが生まれてからずーっとやってきた「問題解決法」です。

 

 

 

発達障害の双子と共に〜下見は大事

今日は地元、藤沢市での親子講演会の打ち合わせがありました。

 

Hと私が対談形式で進める講演会は10回以上になりますが、地元藤沢市からのご依頼は2回目?かな。

 

Hの体験談や、経験、そのときに感じた気持ち、うれしかった、悲しかった思い出など、ASDの当事者としてお話をします。

 

私は母としての立場で。

 

Hは一方的に話すことは上がることもなく、よどみなく話せます。

 

なので、「本当にASD?自閉スペクトラム症?」と尋ねられることもよくあります。

 

2時間講演をお聞きになったあとにも、そんな質問をいただくこともあるのです。

 

一方的に話すのは、、、

 

舞台でドキドキしないのでオドオドしない。

言うことが大体決まっているので、迷わない。

 

ということなのですが、、

 

対談になるとそれがすこしわかりやすくなります。

 

予定になかったことを私が話し始めたりすると、フリーズしてしまったり、「そんなこと、言うってしらなかった」と壇上でハッキリ言ったり。。質問の仕方が少し違うと、さっきと違うと言ったり。。。

 

観客のみなさまには私の質問の意味がわかっても、Hには、私の質問の意味がわからなかったり。。。会話形式の方が「実際の暮らし」を再現できる気がします。

 

さて、

 

講演会の会場下見が大切なのは、Hにとって「初めて」が不安の要素だからですね。なるべく当日いらっしゃる方にもお目にかかります。

 

一回でも行って、見ておけば心の準備、負担がちがうらしい。

これはどんなときにでも大切な準備です。

 

新しいスタジオ、あたらしい会場、初対面の方、、みんな、あらかじめ、どこかでちょこっとでもお目にかかっていると楽なようです。

 

そして会場下見では、ライトが(今日も蛍光灯のスイッチをいれる範囲を決めました)重要で、前に白いテーブルがあったりすると反射で裸眼では眩しすぎます。

 

調光できるものではない会場もあるので、そういうところでは、どの電気をつけて、どこを消すか、、決めていきます。

 

カーテンやブラインドの引き具合もふくめて、彼女は脳裏に「こういうところ」という記憶をおさめていきます。

 

これを行うことで当日の「不安要素」がガクッとへります。

 

学校、移動教室、保健室、カフェ、レストラン、どこも大切な日の前にあらかじめ訪れておくと安心ですね。

 

彼女たちにとって、初対面、初体験、初冒険などは行き先がきまっていないサプライズ電車のようなものなのですね。

 

電車に乗ってるけど、出発してるけど、、どこへいくの?は不安でしょう?

 

新しいものに警戒心が強いお子さんは、シュミレーションが大事です。

 

 

 

発達障害の双子と共に〜2人のバランス

 

家族全員が絶好調、、ってこと、ありますか?

だれかが、どこかで何か悩んでるとか、

誰かが体調をくずしているとか、

 

そちらの方が普通のような気がします。

人間たるもの、悩みは降ってきたり、生まれたりします。

 

いまは、ポジティブとかネガティブとかの話ではなく。。。

 

それぞれが成長するスピードも違いますし、

成長するポイントも違います。

上手く行っている、停滞している、その時期も違います。

 

チップとデールのようだと、まえのブログに書きましたが、それが年を重ねていくと、そうでもないことも起きてきますね。

 

特に勉強、仕事、キャリアに関することは、同時に進むわけがありません。ということは、、つねに、その頭ひとつ、ふたつ、いや、頭半分でも出ていること、追い越されていることが気になります。というか、複雑な思いのようです。

 

よかったねーって心から思っている。

私は???ってこれまた心から思っている。

 

キャリアは積むと、それが長つづきするものであってもなくても、「経験」が残ります。「経験」は本人だけに残るもの。

 

双子としては「自分が知らない経験」を相手がしていることが不安なのかもしれませんね。(想像の域をでませんが、、)