重ね煮と発酵食で命を支える。

奈良の「発酵ばあちゃん」、竹村享子(きょうこ)です。

 

4月になり、新しい健美膳料理(重ね煮)教室の養生コースが始まりました。

3月までのメンバーの中で3人が初級コースの2年を終えられて、本部のいんやん倶楽部の中級コースに進まれるので、少し寂しくなるけれど。

我が家の畑に出て、無農薬無化学肥料の畑の様子を見たり、その日教室で使う野菜を収穫するのが楽しい、と言われてたから、この形をこれからも続けることにしました。

 

今の時期は勝手にできるフキやミツバ、畝作りをしたアスパラガス、苗から育てたサヤエンドウと人参がちょうど使えるので、収穫してキッチンに持ち帰りました。

 

 

お店で売っている水耕栽培のミツバしか知らない方は、この三つ葉を見てびっくりされます。

ミツバはとても強くてどんどん繁殖、この季節に大きいのはもう膝丈以上に成長しているのもあります。

 

 

 

次はサヤエンドウ豆の収獲。

これはあまり生育がよくなくて、あっという間に枯れてきていますが、今日の分くらいはあります。

 

アスパラガスやフキの様子も見てもらいました。

「畑に出て野菜を見るのは楽しいですね。子どもを連れてきたら喜ぶと思います。」と。

ちょうど次回の5月のレッス曜日になるので、どうぞ子どもさんを連れて来てくださいね。

 

先ほど収穫した野菜も入れた、今日の料理材料です。

 

 

 

 

春の筑前煮は、筍の下処理はしておきました。

フキは皮を剥きますがアクを取らずに使います。

人参やゴボウは土を取り除くだけで皮は剥きません。そして野菜の陰陽順に重ねて水を加えて煮るだけ。

こんな感じです。

 

 

 

 

野菜が柔らかくなると調味料を加えますが、重ね煮をすると醤油のみでおいしくなります。

野菜の甘みがとてもよくわかるのです。

最後に先ほど収穫したサヤエンドウを加えて出来上がり。

 

 

 

 

重ね煮料理を一年弱学んでいただいたHさんは、平日はお仕事でお忙しいのですが、

「重ね煮は仕事から帰ってもチャチャッとできて、子どもが美味しいと言って食べてくれるのが一番いいです」。

「胡麻和えはお弁当に入れるのに便利なので、自分や主人のお弁当に入れています」

と言って下さいます。

 

そんなお話をしながら、フキと筍のご飯や春のお味噌汁、胡麻和えも作ってあっという間にでき上がりました。

 

 

 

 

 

今回と同じお料理を4月26日(金)にも開催することにしました。

土日に参加難しい方は、こちらにご参加くださいね。

 

 

【健美膳料理教室(重ね煮)養生コース№1】

https://resast.jp/events/925773

 

 

******************

 

 

 

 

季節の野菜の情報をメルマガでお知らせしています。

こちらもよろしくお願いします。

↓ ↓ ↓

https://www.reservestock.jp/step_mails/subscribers/109687