く重ね煮と発酵食で命を支える。
奈良の「発酵ばあちゃん」、竹村享子(きょうこ)です。
軽くてあったかーい!
奈良市内でお仕立て処の波衣庵(はごろもあん)を主宰しておられる和裁士の吉住美波さんに、我が家に来ていただいて、4人で「おいね」を作りました。
「おいね」とは昔から大和高原で、背中のみを温める防寒着として作られていたそうです。
私と同年代の方が、学生時代に見たことがあると。
50年前程前に長野県の学生村に行かれた時に見られたそうで、いろんな地方で作られていたみたいですね。
美波さんの元に、1年ほど前これを作りたいと持って来られたおいね、それを見て作られたのが最初だったそうで。
その後、たくさんの方にこのおいねを自分で作って欲しいと、いろんな所でおいね作りのワークショップをしておられます。
糸やはさみ、まち針、縫い針も全て持って来て下さったので、何もこちらで用意しなくてもよくて、場所の提供だけで楽でした。
生地を裁断して印を付けて、衿紐2本は仕上げてあり、一番大事な真綿も、簡単にできるようにちゃんと合わせた大きさにしていただいていました。
首回りや横の部分を縫って、背中の部分に50gの真綿を入れます。
真綿とは絹のことで、綿の4倍暖かく、綿なら200g必要ということです。
真綿を詰めるのには、ちょっとしたコツが要りました。
でもこれって昔、祖母や母が布団の綿入れをしているのを見ていましたが、同じようにするのがわかりました。
こういうのって、先人の知恵だと思いますが、綿の布団は今はほとんどないので、若い人は知らないでしょうね。
そして大事な真綿が、もうあまり無いようで、真綿があるだけしか作れないとのことでした。美波さんはお布団屋さんから真綿を融通して貰っているそうですが。
簡単な運針するだけということですが、運針って何十年ぶりかな?
私の母は、私が結婚する頃まではずっと着物を縫う仕事をしていたんですけどね。
2時間ほどしてからお昼ご飯に。
根菜鍋にして、温まっていただきました。
食後もおしゃべりしながらチクチク、私以外の方はどんどん出来上がって美波さんも驚くほど早く仕上げられました。
製図と裁断図の詳しいテキストもあり、手芸など手作り好きな方なら、習わなくてもそれを見ながら作れるのではないでしょうか?
日ごろバタバタしている私には、チクチクする時間もいいなあと思ったことでした。
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