重ね煮と発酵食で命を支える。

奈良の「発酵ばあちゃん」、竹村享子(きょうこ)です。

 

12月24日、クリスマスムードに溢れている世の中で、全く普通の和食の重ね煮料理教室を午前、午後の一日コースで開催。

 

午前の部。

いんやん倶楽部で大切にしている身土不二、旬などについてお話ししました。

昔は移動手段が今のようになかったので、住んでいる周囲一里(4㎞)四方できる食べ物を食べるしかありませんでした。今は日本全国は元より、海外からいろんな食べ物が手に入る世の中です。

四季がある日本では、以前は春夏秋冬にできる野菜が明確に違ったのですが、ハウスで夏野菜が冬に育てられたり、種そのものが品種改良されたりして、旬がわからなくなっています。

 

いろんな食べ物が手に入る便利で快適な世の中になったことが、私たちの身体の不調の原因のひとつになっているのです。

 

午前に作ったお料理は、稲荷ずし、とろろ汁、ホウレン草の白和え、さつま芋羊羹です。

 

市販の稲荷ずしのお揚げさんは甘辛くて食べた後に喉が渇きますが、このお稲荷さんの味がちょうどよい味付けで、一度にたくさん作っておいて冷凍しておけば良いと思います。

 

 

 

 

おやつのさつま芋羊羹は、程よい甘さで簡単においしく作れます。

さつま芋を柔らかく炊いてきび砂糖と蜂蜜で味付けし、水に戻しておいた寒天と一緒にフードプロセッサーで攪拌した後、固めます。

 

 

 

 

 

 

作ったお料理を食べた後、休憩代わりに畑に出ました。

 

無農薬無化学肥料で作った白菜、大きく育ったのですが巻いていないので、白菜というより青菜状態なんですが。

 

 

 

 

午後の部。

メニューは玄米ごはん、ロール白菜の信田煮、五目豆、長芋の梅和え、柚子寒天ゼリーです。

 

青い白菜でロール白菜を作りました。

中の具は、すりおろしたレンコンに人参や椎茸のみじん切りを混ぜたものです。白菜で巻いた後、薄揚げを巻いてコクを出します。

 

 

 

 

五目豆は大豆を先に柔らかく炊いておいて冷凍しておくと、重ね煮で短時間でできるので便利です。私は多めに作って常備菜にします。

 

 

 

 

お昼ご飯を食べてあまり時間が経っていないので、食べられるかなと言いながら、全員完食しました。

 

 

 

 

今回は、10月11月の教室に来られなかった方のために、午前午後の1日で9品作りました。


毎回料理をする前にお話をするのですが、皆さんいろんな話題の持ち主で、直ぐに横道にそれてしまいます。それも楽し。


午後の後半から、私の声がだんだんかすれてきて、ついに最後には声が出なくなりました。

風邪かなと思ったのですが、しゃべりすぎのようでした。

 

重ね煮の体験入門講座を2月4日に行います。

ご興味のある方、ぜひどうぞ~。

 

【健美膳料理教室】

◎重ね煮体験入門講座

 日時:2月4日㈰10時~14時

 会場:竹村自宅

 参加費:5,000円

 お申込み ↓ ↓

 

 

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 【真綿おいねを作りませんか】

おいねとは、背中だけの綿入れで軽くて暖かなんだとか。チクチク手縫いします

 日時:1月19日㈮10時~15時

 会場:竹村自宅

 参加費:4,000円 材料費別 (ランチ付き)

 お申込み ↓ ↓

 

 

【発酵伝承講座】

◎本格キムチを作ろう

 日時:1月28日㈰10時~14時

 会場:竹村自宅

 参加費:6,500円 ランチ付き)

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