重ね煮と発酵食で命を支える。
奈良の「発酵ばあちゃん」、竹村享子(きょうこ)です。
今年で6回目になる発酵三昧イベント。
去年行った最後に、今回で止めると言ってました。吹田市のモモの家まで我が家から車で行くのが微妙に遠くて、運転の自信が無くなってきたからです。
でもモモの家でお世話してくれている山根さんが、「この家が一番喜んでいるイベントやから」と言ってくれた言葉で、今年もすることにしました。
モモの家は27年前に、りえさんが自分が子育てする家として住みながら、コミュニティスペースとしての役割も持つ場として借りた家です。
そして13年前にりえさんが関東に行ってからも、「つながりのなかで、はららき、まなび、あそぶ」という精神が引き継がれて存在している奇跡的な場所です。
現在りえさんは、お連れ合いの福元さんと「ボタニックグリーン」という名前で、草木染めをした布で個性的なデザインの服を作っておられます。
そのボタニックさんがされる一年に一回の里帰り展示即売会と、発酵三昧をコラボでするようになって今回で4回目となりました。
初日はまず、前夜に浸水してもらっていたお米を、蒸すことから始まります。
薪で蒸すのもいい感じ。
麹の種菌を蒸したお米にパラパラして、かき混ぜているところ。
引き続いていろんな野菜を蒸し器で蒸して、ランチです。
2週間前に作っておいた醤を、蒸し野菜に添えて。
午後は、家で少ない量の麹を自分で作る方法と、塩麹や甘酒の作り方をデモンストレーションして、麹納豆をみんなで作ってお土産に。
この日はいったん家に帰り、2日目は午後から集合して、昨日種菌を振りかけたお米はどうなったかな、と確認します。
麹を作っているのは、なんと着物を入れていた桐だんすの引き出しです。こんな使い方があったんですね。
そしてもうひとつのお楽しみはキムチ作りです。
白菜の下漬けは我が家で3日前からしていて、みんなでヤンニョムを作りました。
この日はお泊りで、夜はキムチ鍋とほうとう鍋をみんなで作っていただきました。
翌朝は早く起きて、近くの垂水神社まで朝の散歩をし、麹がうまく育ちますようにお祈りして。
前夜に漬けておいた大豆を、朝から炊きます。
モモの家の大好きなクスノキの下で。
この日のお昼は、アメリカ村でベースアイランドキッチンというお店をしている琴美さんが作ってくれた「世界の発酵ランチ」。
彩りキレイで、アイデア満載のエスニック料理に、びっくり。
午後からは、朝から炊いていた大豆と、出来上がった麹でお味噌を縁側で仕込みました。
出来上がったお味噌を手に、みなさんの満足な顔、顔!
こんな楽しい一泊三日の発酵三昧は、今年は2月23日から我が家でも行います。あなたもぜひに!
***********************
私のイベント情報をいち早くお伝えするline登録をお願いします。
LINE:https://line.me/R/ti/p/%40mps0769j
検索【@mps0769j】
季節の野菜の情報をメルマガでお知らせしています。
https://www.reservestock.jp/step_mails/subscribers/109687
ホームページはこちらから。