11月18日 "大阪のてっぺん” 能勢妙見山に行って来ました。 | はたいはるこのこんなところへいってきました

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妙見山の森リフトとケーブルが12月3日をもって廃止されます。

半世紀にわたって親しまれて来たのにとっても残念です。

 

 

ケーブルとリフトを乗り継いで、標高660mの山頂に日蓮宗寺院「能勢妙見山」

があります。山頂に行く参道は杉林が続き、霊験あらたかな道です。

 

参道の坂道や階段を登ると山門に到着しました。

 

能勢妙見山のシンボル、信徒会館「星嶺」です。

 

 

行基が開いたとされ、1200年の歴史のある日蓮宗霊場です。開運・芸能を司る北極星

の神さま「妙見大菩薩」が祀られています。北極星は常に北を指して動かないところから

星の王様、運命の神様と言われています。勝負運や眼病平癒の他、物言の善悪を見分ける

御利益があります。 福島県の相馬妙見、熊本県の八代妙見と能勢妙見で、日本三大妙見です。

 

能勢妙見山には妙見山を守護する神馬が8頭います。参道両脇にブロンズ像

が4体あり、胴には能勢妙見の寺紋矢筈(ヤハズ)十字がついています。

明智光秀の娘「珠」は細川ガラシャ名のキリシタンで、能勢は亀岡にも近いです。

摂津も能勢も、キリスト教徒が多くいました。江戸時代の能勢の領主 

能勢頼次氏の家紋も「切竹矢筈十字」です。キリスト教廃止に伴い頼次氏は能勢一帯の

神社仏閣を日蓮宗に改宗させました。日蓮宗寺院にはたくさんの矢筈がついています。

能勢って深~い歴史のある所でした。