今回が3回目。第1回大会は台風の影響で開催が危ぶまれましたが、去年に続き秋晴れが広がる絶好のコンディションとなりました。さいたまスーパーアリーナの南をスタートし、コクーンシティーに向かって一路東へ。折り返してスーパーアリーナの中を通り、電車と並行しているふじ通りを南へ。ここはコース最長の直線600m。最終コーナーを曲がり西大通りを北に進みゴールを目指す1周3.1キロのコース。大会ではタイムトライアルレース、ポイントレース、メインレースが行われました。
世界トップレベルの選手達の迫力あるレースをみようと集まった多くのファン。沿道は人・人・人。3回目となる今回、初めて会場に足を運ばせて頂きましたがもっと早い段階、そう第1回大会から観戦しておけば良かったと後悔するくらいのめり込みました。こんな大規模な国際レースが埼玉県で、さいたま市で開催されている事がすごい!メインレースでは、周回ごとにチーム、選手間で行われる駆け引き。序盤から日本人選手達がトップ集団を形成しラスト2周からは行き詰まるレース展開となりました。
優勝はジョン・デゲンコルブ選手。2位には日本人の別府史之選手。そして2013年と今年のツール・ド・フランス総合優勝で黄色のマイヨ・ジョーヌのジャージを着て大会2連覇を目指したクリス・フルーム選手は3位という結果になりました。
また、メインレースの前に行われた個人タイムトライアルには、今大会が初出場、浦和工業高校の細谷夢菜選手16歳が4分23秒61というタイムで見事優勝を手にしました。細谷選手は来月韓国で行われる学生対抗自転車競技大会に出場するほか、初の日本代表の試合となる来年1月のアジア選手権大会にも出場が決まっています。
会場の周辺では食の祭典「さいたまるしぇ」なども開かれていて多くの人達で賑わいを見せていました。