大晦日の夜、新年パーティを催してした高層マンションの一室で銃撃事件が発生する。地元警察やFBIが捜査する中で周囲と違う対応を見せる女性警官エレノアを見込むラマークFBI捜査官はチームに加わるように依頼する。容疑者は浮上するも真犯人にはなかなか辿り着けない…2023年製作。日本劇場未公開。U-NEXTにて配信中。
物語構成が巧いクライムサスペンス。無差別銃乱射殺人の恐怖、公権力上層部の愚鈍な言動、ラマークとエレノアは真犯人を逮捕出来ない苛立ちと、あらぬ責任追及で窮地に陥る。さらに権力側と真犯人とその親族、もちろん罪を犯す償いは免れないが、どちらが不誠実か、倫理観の欠如は違法ではないのか、規律が不安定な現代社会を映し出している。
ある場面。その次にみせるカットで観客を唸らせる。そこに何があるのか、そこはどこなのか、それがわかる時に前のカット(ある場面)の人物の表情に真意を読み解ける演出に感嘆する。
ラストカットは好みじゃないけど、主題が良い。まっとうに生きる弱者の困難、一方責任からすぐさま逃げる厚顔無恥なお偉いさん、そんな社会が私たちを見えない圧力で束縛する。どこで私たちはその負荷に気づくだろう。エレノアが歩む先に希望を託したい。
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