「パシフィック・リム」 | やっぱり映画が好き

やっぱり映画が好き

正統派ではない映画論。
しかし邪道ではなく異端でもない。

【ネタバレ】あります。すみません、気を付けてください。

パシフィックリム


IMAX箕面で鑑賞。とにかくこういう作品は大スクリーンで観たいのだ。
久々の「大当たり」おススメです。

近未来、太平洋の底から怪獣が現れる。
人類は対抗手段として巨人兵器「イェーガー計画」を発足、
優勢にたつが、新たな怪獣の出現ペースは早まっていき、
イェーガーの生産が追いつかなくなり、計画中止に追い込まれる。
代替策として「命の壁計画」国の巨大防護壁を建造するが、
それに納得できないイェーガー計画の司令官は資金を集めて
再度、イェーガーを発動し怪獣に対峙する。

特撮ファンなら頷ける要素満載の内容。
細かい演出がカユいトコロに手を届かせる。
一緒に観た中学生の娘も満足するのだから、
決してオタク向けではなく、完成度の高い娯楽作品なのだ。

出てくる登場人物が各々面白く描いている。
この設定なら、いくらでもエピソードがつくれる。
特に科学者2人の掛け合いがいい。

パシフィックリム2


この科学者コンビのマッドサイエンティストっぷりがツボにはまる。

3Dなので、字幕を追うよりも吹き替え版にしたのが良かった。
今時の芸能人を使った配役ではなく、
ベテラン声優陣をキャスティングしたのが、功を奏している。


パイロットの神経とマシンを接続する「ドリフト」というシステムが
この作品のキーワード、一人では精神に負担がかかりすぎるので、
二人の神経をシンクロさせてイェーガーを操縦する。

イェーガーの重量感は、その動力が原子力という衝撃的事実とともに
人類の英知のはかなさを伝えてくれる。
その鋼鉄の身体に絶え間なく打ち付ける雨と太平洋の荒波が見事な演出。


戦闘で兄を失った主人公、怪獣の暴挙で家族を失った日本人女性。
過去の壁を乗り越えて、シンクロする二人が怪獣と格闘する姿は
人類の代表として思わず応援する。
ラスト、それが安易に恋愛モノに陥らなかった、いいぞ。
きれいな着地とカッコいいエンディングテーマで幕を閉じる傑作。



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