liar-soft『黄雷のガクトゥーン』応援中! | 残留嗜好

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さて。あなたはliar-softのスチームパンク・シリーズをご存知でしょうか。

スチームパンク。蒸気機関によって発達した世界を描くSFジャンルの一つ。

このシリーズでは、地球と異なる世界とつながり史実と異なる歴史を辿った、鉄と排煙に満ちた世界で繰り広げられる様々な物語が描かれます。

第一作『蒼天のセレナリア -What a beautiful world-』は青空の下に広がる未知世界で。
第二作『赫炎のインガノック -What a beautiful people-』は閉鎖され異形に満ちる都市インガノックで。
第三作『漆黒のシャルノス -What a beautiful tomorrow-』は空を灰色に閉ざされた機関都市ロンドンで。
第四作『白光のヴァルーシア -What a beautiful hopes-』は運命に晒される砂漠都市ヴァルーシアで。
第五作『紫影のソナーニル -What a beautiful memories-』は消失した重機関都市ニューヨークで。

異なる場所、異なる時間、異なる人々で紡がれる。

それは、輝きに手を伸ばす物語。


私がこのシリーズに触れたのは、初期三作のフルボイスアレンジ版「Fullvoice ReBORN」の発売の折。
友人に紹介されて手に取ったこの世界に、私は瞬く間に魅了されていきました。

鉄と蒸気と歯車と。機関によって彩られるロマン溢れる世界観。
怪奇と深淵の潜む、不思議で不気味で神秘的な世界観。
そこで生きる、様々な人々。
笑い、嘆き、叫び、生きて、いきる、様々な人々の物語。

桜井光先生の独特な文体で描かれるそんな物語たち。一度引き込まれれば無限なる魅力に溢れた作品たちです。


そんなスチームパンク・シリーズの最新作。

『黄雷のガクトゥーン -What a shining braves-』が、来る12月21日に発売されます。



20世紀初頭、1908年。マルセイユ洋上学園都市。
「学生全員を救う」と宣言した“転校生”ニコラ・テスラ。
その助手となった少女、ネオン・スカラ・スミリヤ。
敵対するは、学園都市を統べる統治会。
ガクトゥーンの鐘の音が響く都市で、どんな物語が紡がれるのか。

既に公開中のプロモーションムービーや体験版が、とても素敵に期待を掻き立ててくれます。






ネオンの可憐さ。テスラの威容。ヴァルターさんのヴァルターさんっぷり。ほかもろもろ。たくさん。
ロボにもヒロイックな雰囲気にもわくわくさせられっぱなし。
今作もまた、今まで以上に大いに魅了してくれそうです。


さて。といったところで。

このスチームパンクシリーズ。シリーズの銘を打ってはいますがそれぞれの作品は独立しており、つながりは世界観のみ。順番にプレイするのがベストではありますが、どの作品から始めても楽しめるようになっています。実際私も始めたのはシャルノスからでした。

もし興味をもっていただけたなら、この『黄雷のガクトゥーン』、手にとってみてはいかがでしょうか。




シリーズに関する情報は、このスチームパンクシリーズポータルサイト(http://www.steampunkseries.com/ )から入手できます(リンク先には成人向けの内容が含まれています)。