【かなみ(緒川佳波・16)】
2019年夏〜秋に撮影された映画「ロボット修理人の愛」が、2年という長い時を経て2021年7月10日、全国公開される。
2021年3月25日、AnemOne最後の野外ライブでの特典会で、私はかなみから
「7月10日は空けておいて!新宿!」
と言われていたのだ。
もちろん、これが映画公開のことだとは確信が持てず、「7月10日だよね?4月10日じゃないよね?」と撮影しながらかなみに確認すると、うなずいていた。
直近4月またはゴールデンウイークの予定がわからないのに、7月は決まっているということは、アイドル新ユニットデビューはないと受け止めていた。
3月31日をもって事務所を退所したことで、かなみは本来的ではなかったアイドルよりも、存分に映像に携わる仕事を模索すればよい。
実際に「青のSP(フジTV・2021年1月〜3月)」にエキストラではありながらもゴールデンタイムに出演を果たすなど、女優としての道はすでに歩んでいるところ。
「メジャーを目指すための退所」
は、かなみの根底にあることなので、7月全国公開の映画は楽しみではあるけれども、ひとつのステップにすぎない。
今はいろんな制約があって活動は自粛しているように映るが、コロナ禍にある現状からすれば、新プロダクション選びを含め、急ぐ必要はない。
私としても、AnemOneデビュー後の2020年9月から今年3月末まで、かなみに会いに毎週のように通った都内往復が、4月からなくなった。
その分、部屋で横になりながら、かなみは今何をしているのか、これからどんな決断をするのかを、会って話をしてみたい想いが強くなってきている。
2019年5月、かなみが女優として大成する逸材とみて、当ブログでかなみのメンタルの強さと美の成長を描いていきたいと思った。
それからわずか数ヶ月後、ヒロイン役として撮影が始まった映画が、2年2か月後の7月10日(土)、全国公開される。
了