2020年8月16日、かなみ【緒川佳波(15)】はSHOWROOM連続配信を「170日」に到達させた。
その日は8月10日に始まったカラオケイベント配信の最終日。
4月に1年ぶりに行ったイベント(1週間)では、最終日に目標50万ポイントに到達。
今回も同様の目標(50万ポイント)になるとみていたが、かなみは
「12日と13日はお仕事で朝と夜しか配信できない。もしかすると、夜も無理かもしれない」
と話していたことから、私は50万ポイントについては聞かないことにした。いや、到底無理だと思って、聞くつもりもなかったというのが正直なところ。
それより大切なのは、8月30日にオンラインデビューが決まった4人組アイドル「AnemOne(アネモネ)」を知ってもらうことにあった。
このイベントは、まさにこのためにあったと断言できる。
とはいえ、寂しい数字でイベントを終わらせるつもりはなかったことから、今回もかなみを「全力支援」することにした。
イベントが始まって2日目だっただろうか、かなみがリスナーさんから他愛もない話に夢中になっているのを見て、
「何のためのイベントなのかを忘れないように」
と釘を刺した。
かなみに響いたのかはわからないけれど、それ以降、かなみは頻繁に自己紹介をするようになった。
「8月30日にAnemOneとしてオンラインデビューします。将来はお芝居、演技(女優)をしたいです。今は演技もアイドルも両方頑張りたいです。どちらも応援してくれると嬉しいです」
これでよいのである。
さて、5日目の朝配信で30万ポイントに到達したとはいえ、残り2日半で20万ポイントの上積みは「険しい」。
ところが、6日目の夕方に4700人もの視聴を集め、その日だけでまさかの20万ポイントを稼ぎ、最終日を待たずに50万ポイント達成。
これには、嬉しい誤算というより、「びっくり」。
気になるのは、この配信を通じてかなみを知っていただいたリスナーさんができたのは嬉しいことなのだが、その新規中、いわゆる「カマチョ」が介在している点だ。
いちいち星投げするごとにコメントを入れたり、「星投げしたからキュンですしてください」とその都度求める行為は、俗に[厄介(承認欲求)]と言われるものだ。
かなみには以前、「いちいちリクエストに応えていたら、必ずエスカレートする」と指摘したことがあるが、今一度立ち返る時かもしれない。
もっとも、厄介もかなみのステータス(知名度)を高める「必要悪」という見方もできるかもしれないが、かなみは女優。
「その他のアイドル」とは違うのである。
それをどう伝えていく(対処する)か、かなみはイベントを通じて立派な自己紹介ができたのだから、その想いをかなみらしい言葉で表現してほしい。
なぜなら、かなみは『女優』なのだから。(了)



