「東京CLEAR'S」卒業カウントダウン第1弾 | 温故知新

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星乃みれい☆加藤香織
志をもって活動されているアイドル(シンガー)及びモデルさんにエールを贈ります。 ※被写体本人及び親御さん以外の無断使用を禁止します


11月18日をもって全員が卒業、解散となる東京CLEAR'Sにとって、これから主要都市を回る卒業カウントダウンライブツアーが、7月16日、猛暑となった東京の秋葉原ゼストからいよいよ第1弾として始まった。

左から「りおちこと沢辺りおん」「ちゃんかなこと夏奈子」「おまめこと大和さゆり」

この日限りであったが、昨年6月25日に六本木ニコファーレでのライブで卒業した班長「ちゃんかな」がメンバーとして復帰、卒業ライブで披露できず心残りだったと話した「キミとイロハ」を、引き続き「ビビビ・ビューティー」を他のメンバーと遜色なく披露した。

もっとも、当の本人は「こんなに疲れるとは」と、久しぶりの楽曲に息を切らしながら心地よい汗を流したようだ。

この日の東京CLEAR'Sは、最後に40分のライブを用意していたが、その前の「お家芸」の企画コーナーで、メンバーの「◯◯(して)そう」を当てるクイズをしていた。そこでメンバーが当てるだけではもの足らず、ファンがメンバーをどう思ってるかを聞き出すべく、「りおち」がペンと用紙を持って客席に降りてきた。

りおちは私の左横に立ったまま動かず、私は気にせずステージを見ていたが、私に耳打ちしてきた。

り「(メンバーの)しいちゃんは何っぽい?」

私「そりゃエッチぽいでしょ」

り「あはは」

りおちがステージに戻って用紙を「おまめ」に見せると、「(メンバーでエッチぽいのは)しいちゃんやろ」と即答、オチも何もなかったが、やはり東クリはファンを巻き込むのが上手だと改めて思った。


2人組ユニット「まうかな」

結成して1年が経とうとしているが、私がライブを観るのはこの日が初。ちゃんかなは「三十路ユニット」を意識してか、「久しぶりに見る顔がたくさんあって、可愛くて若い子に浮気をしている者がいるようだ」と話しながらこちらを見てきた時は、思わず目をそらしてしまった。

ふたりは、「誰にも卒業がくるが、ファイナルだと言っても、終わる実感はわいてこない。最後のライブもそうなるんじゃないか」と話し、東クリに捧げる曲として「描くは逆転ホームラン」を最後に披露した。

第1弾となったこの卒業カウントダウンに参加いただいたゲストに敬意を表したい。

大阪・京都出身の4人組「LovRAVE(ラブレイブ)」



ここな(千葉CLEAR'S)

みやび(千葉CLEAR'S)


桜花爛漫


「くらしのあ」さん



東京CLEAR'Sがトリを務めた40分枠のライブに、私は10分ほど遅れて臨場した。徒歩5分ほどにあるコスミックラボで、「スパピ(Sparkle Pink Ruby)」のライブを観るため「中抜け」したから。

スパピは15分枠の3曲のみだったが、私が今まで観た中でベストだった。ファンの声援がメンバーを刺激したのか、良い相乗効果だった。リーダーの「りなちょ(佐藤りな)」が「こんなに盛り上げてくれて」と笑顔を見せていたのが何よりの証。


りなちょ生誕祭は28日に六本木EDGEで行われるが、日程が決まったのが今月に入ってからと大きな出遅れとなっている。その不安すら吹き飛ばすだけのライブを目の当たりにできたように思う。


1週間ぶりでも「久しぶり」と話す「おちん(百田千紘)」




最後に、この日のライブを観ても、班長「ちゃんかな」のいた「東京CLEAR'S」は、やはり役者がそろった大きなチームだと感じさせたが、班長不在の5人となってからも、試行錯誤しながらも、よく1年乗り越えてきたといえよう。「卒業カウントダウン」の響きに、多くのファンが駆けつけるのは「心の奥に持つ情」によるものだけなのだろうか。