7月1日、5人になった「新生」東京CLEAR'Sが渋谷Duoで2017年下半期のリスタートを決めた。
対バンライブで3曲の披露だったが、2曲目の「愛と勇気のクリーンパワー」で右にポジションをとっていたSheenaさんと朝比奈凛さんが、左の3人を気にした場面があった。歌割りを誤ったようだが、ただそれは、6月25日に班長「夏奈子」さんが卒業したことで、新しいフォーメーションと歌割りでの初ライブであることを考慮すると、パフォーマンスが優れている東京CLEAR'Sをもってしても、「弘法も筆の誤り」はあるものなのだ。
3曲しか披露してないので大局が見えたわけではないが、まずは順調な滑り出しだろう。
私にとって、土曜のライブは平日の疲労を癒すために完全オフにすることが多く、この日もオフにする予定だったが、沢辺りおんさんのTwitterを目にして参加することを決めた。
何が人を動かすか、それは「情熱・熱意」ではないか。いくらレッスンを重ねてその精度の高さを披露したところで、お客さんがいなければ無意味である。よってそれは、これまで実現してきたワンマンライブが行えなくなる危機に陥る。そのような趣旨を沢辺さんが書いており、胸を打たれたのである。
東京CLEAR'Sのパフォーマンス力は元々定評があるが、5人になったこれからは決まったことをこなすだけではなくて、熱のある言葉をはじめとした、見る側をひきつけるには何が必要かを追求してほしい。このまま埋もれるアイドルではないはずだ。
なお、東京CLEAR'Sは8月から第1水曜日に定期公演が行うことが決まっている。次期班長は定期公演3回目あたりでじゃんけんで決めると冗談を言っていたが、リスタートとなったこの日の「開幕オーダー」を見れば、次期班長は「この人」だろう。
東京CLEAR'Sを触れてしまうと、どうしても群馬CLEAR'Sの扱いが小さくなるが、群馬CLEAR'Sも新メンバーが加入し、1週間前にワンマンライブを行ったばかり。3人より4人となった方がフォーメーションの厚みが出るので見栄えが良くなる。
新生群馬CLEAR'Sがレッスンを積み重ねてどれだけのパフォーマンスを見せてくれるか、これからの伸びしろに期待したい。