膵臓がん完治までつらかったことベスト10 第1位 | すい臓がんサバイバーhassiの日記

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2023年1月から9年ぶりに再開しました。2019年9月2日にすい臓がんの手術をしてからの闘いは今も続いています。

 いよいよつらかったこと第1位です。つらいというか耐え難いというか「手術後三日間の頭の先に突き抜けるような痛み」です。

 

 これまで、部分麻酔による鼻茸除去の手術や椎間板ヘルニアで激痛を経験していて、「痛み」には強いと思っていたのですが、レベルが一段も二段も違う「痛み」でした。

 

 痛みレベルを10段階で表すと、椎間板ヘルニアで救急車で運ばれた時が最大の10と思っていたのですが、この時の痛みは、12くらいでした。その痛みは、手術時の麻酔が切れてくるとともに増大するよいう恐怖感もあります。

 

 手術は月曜日の8時頃から麻酔の導入剤の注射で始まり、朦朧とした意識の中で、多くの執刀医と麻酔医の紹介がありました。

 

 以前に手術の様子は細かく書いていますが、麻酔医が3名紹介され、これから10時間以上に及ぶ手術の大変さを改めて感じたものです。

 

 その手術が終わり、10時間以上も麻酔していたためか、主治医の先生の「大丈夫ですか」という問いかけをかすかな意識の中で聞いたのは、おぼろげに見えた壁掛け時計の針が22時を指していた頃だったように思います。その後再び目が覚めたのは翌朝明るくなった頃で、目の前には妻の顔がドアップで写りました。  

 

 その後、主治医の先生からは「かなり痛いとは思いますが3日くらいの我慢です」といわれいたものの、じっと寝ていても痛いのに、軽い咳でもしようものなら、全身に激痛が走りました。

 

 第一位は、経験したことのない手術後の「痛み」です。