膵臓がん完治までつらかったことベスト10 第3位 | すい臓がんサバイバーhassiの日記

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2023年1月から9年ぶりに再開しました。2019年9月2日にすい臓がんの手術をしてからの闘いは今も続いています。

 いよいよベスト3です。第三位は「合併症」による悪寒と高熱です。9月2日手術から9月末退院、10月には関西に出張という慌ただしいスケジュールの中で、和歌山に立ち寄った最終日に朝起きてからチェックアウトを済ませたあたりから急に寒気がして、ロビーのソファーでしばらく休んでいました。

 

 心配になり、病院に電話をしたのですが、結局は、原因不明のまま帰宅して、翌日に受診しました。

 

 当初は、すい臓を3cmといえども、切除はしているので、まだ膵液やインシュリンを出す能力が回復していないのではということで、軽い低血糖症ではないかということで様子見になりました。

 

 その後は数ヶ月に一度くらいの割合で激しい悪寒と高熱が出るという症状は、手術による合併症で、小腸付近の消化や細菌が何らかのきっかけで胆管に逆流して胆管炎を起こしているのではという所見があり、内視鏡で肝臓まで検査したのは以前に書いた通りです。

 

 結局、未だに具体的な原因は不明なままです。とにかく、元気に生きている症例が少ないことや、すい臓の手術の部位で術後の回復などが異なること、手術した年齢などの様々な要素で、「合併症」も様々ということで、現在も対処療法の状況ではあります。これから同じような手術をする方の症例になればと前向きに考えています。

 

 ということで、約1時間から2時間続く歯がガチガチ鳴る「悪寒」は、このまま死んでしまうのかと思うくらいのつらさということで、第三位にランクインしました。